S&P500を買う時、設定で迷いがちなのが「積立日の設定」。
こんなこと聞きづらいし、そもそも周りに聞ける人もいないし…と迷って、一旦画面を閉じてしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、
- S&P500系インデックスの積立日はいつにするべきなのか?
- おすすめのタイミングや回数、曜日はあるのか?
などについて詳しくご紹介していこうと思います!
この記事を書いた人
りりな
- 結婚4年で資産3,000万円を達成。投資診断士/資産運用検定2級を取得。
- Instagramフォロワー数27万人超。主婦にやさしい家計管理×投資情報を発信中
- 大学のお金の授業や、マネーフォワード「お金のEXPO」へ講師として登壇。資産運用検定2級の知識を活かし、各証券会社メディア・テレビ・ラジオ番組などへ多数出演
- 著書「主婦にやさしいお金の増やし方BOOK」累計4万部を突破
この記事を書いている私は、投資歴6年以上です!失敗も経験しながら、主婦でもできる堅実な資産運用をしています!将来になんとなく不安がある・・と言うあなたに、分かりやすく資産運用の方法をお伝えしますね!
S&P500が下がりやすい・勝ちやすいタイミングってあるの?
結論から言うと、S&P500指数系に限らず投資信託全般で「⚪︎日が勝ちやすい」「⚪︎曜日が下がりやすい」といったことは考えなくて良いと思っています。
そもそも長期投資は短期投資とは全く違うので、とにかく継続して運用することが1番大切だと言われています。
積立設定をするのであれば、下がりやすい日…などではなく、「自分にとって都合の良い日」を設定すればOKです♪
S&P500の購入タイミング、毎月or毎日どちらが良いの?
上で「自分にとって都合の良い日を設定すればOK」とお伝えしましたが、これは人によって異なります。
- 毎月購入
- 毎日購入
それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。
毎月購入のメリットとデメリット
まずは、毎月購入のメリットとデメリットからご紹介します。
①クレカ積立ができるので、ポイントがもらえる!
毎月購入では、積立設定にクレジットカードを使うことが可能な証券会社が多いです。
楽天証券・SBI証券はクレカ積立のポイント還元がかなり大きいです。
また、2024年1月時点でクレカ積立上限額は5万円となっていますが、新NISA制度開始後、法改正が完了次第(時期は未定)月10万円までの大幅な上限額の引き上げが発表されています!
仮に月10万円を積立投資する場合…
- 還元率1%で1,000ポイント→年間12,000ポイント
- 還元率5%で5,000ポイント→年間60,000ポイント
これだけもらえると考えると、ポイント還元は無視できないですよね!
②積立実行の明細が月1件で済む
毎月積み立ては月1回の引き落としで一括投資となるため、投資資金の支払い明細が1件のみで済みます。
明細の数を無駄に増やしたくないという方にとってはメリットになると感じます。
③時間の分散性は毎日積立より多少劣る
時間の分散性で見てみると、どうしても毎日積立に劣ってしまう部分はあります。
とにかく時間を分散させたい!と考えている方にとってはこの点は少しネックになるかもしれませんね。
2024年現在、新NISA口座では「投資信託の積立投資」のみクレカで支払いをすることができます!(上限は5万円まで/法改正後10万円まで引き上げ予定)
- 楽天証券の人→楽天カード(ノーマルでOK)
- SBI証券の人→三井住友カード/三井住友カード ゴールド
↑この選び方で、クレジットカードを作っておきましょう。
証券口座の開設と、クレカの発行は別で手続きする必要アリ!
新NISA口座ができるまでに発行しておくと、後々の設定がスムーズですよ♪
カードの選び方をもっと詳しく知りたい・カラーで迷っている方は、以下のまとめ記事を参考にしてみてください!
毎日購入のメリットとデメリット
続いて、毎日購入のメリットとデメリットを確認していきましょう。
①クレカ積立ができないので、ポイントがもらえない
毎日積立では、各社クレカ支払いが利用できないことがほとんどです。
楽天証券・SBI証券共に銀行口座からの引き落としになります。
毎回支払い手数料などはかかりませんが、上で紹介した毎月積立のポイントは一切もらえないため、長期的に見ると大きなデメリットになりそうです。
②積立実行の明細が1ヶ月で20件ほどになる
毎日支払い・積立が行われていきますので、銀行の明細は月20件ほど増えてしまいます。
家計簿アプリや銀行アプリ、メールでの通知などを利用している方にとっては、少し鬱陶しく感じられるかもしれません。
③時間の分散性は1番高い
一方で、時間の分散性はかなり高くなります。
この辺りは個人の好みになってくるので、毎月1回の購入で良いか、月内でさらに分散投資をしたいかを自分の中で考えてみてください。
S&P500のおすすめ購入タイミング
上で紹介した、毎月購入・毎日購入の違いをもとに、どのタイミングで積立を行うかを考えてみましょう。
①毎月1日
王道なのが、毎月1日。
- 月初の積立で分かりやすい
- とくに指定したい日にちがない
と、1日で設定している人が多い印象です。
②クレカの引き落とし日の直後
クレジットカード投資で気をつけたいのが「利用上限枠が残っていなくて積立ができなかった…」というトラブル。
上限枠に不安がある方は前月利用分の引き落としが終わって、カードの枠が確実に空いているこのタイミングに設定しておくのもおすすめです!
この方法なら、枠不足で引き落としできてなかった…っていう事故を防げる可能性が上がります♪
③分散性を高めたい人は毎日購入もアリ
購入タイミングをできる限り分散させたい方は、毎日購入設定ももちろんアリです。
ただし、毎日に分散させたからといって絶対に利益が出るわけではないのでこの点は注意!
- その月が上昇相場だった時→月初に月1購入がお得
- その月が下落相場だった時→月末に月1購入がお得
- 毎日投資→月内のほぼ平均的な価格で積立ができる
どの方法がお得か?っていうのは後になってみないと分かりませんが、毎日投資はより平均的な価格に近づけることが可能な方法だということは間違いなさそうです。
まとめ
今回の記事では、S&P500指数系インデックスのおすすめ購入タイミングについてお話をしました。
S&P500に限らず、長期運用前提の投資信託は「お得な日を探して購入」というよりも
- とにかく運用を長く継続して、複利の恩恵を受ける
- 自分にとって都合の良い方法(ポイントが貯まる・明細の管理がしやすい・分散性を重視したいなど)で購入タイミングを決める
というのがベストだと思います!
みんなは、どっちにした?
私はポイント還元があるクレカ積立の恩恵を受けたいので、毎月1回クレカ積立を継続します!
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