2023年も後半となり、少しずつ新NISAの開始が近づいてきましたね…!
投資家にとってかなり有利な「1人あたり1,800万円運用分が一生非課税」という条件でスタートする新NISA。
今投資をしている方はもちろん、していない方でも「新NISAを機に始めようかな?」と考えている方は多いと思います。
しかし、

でも・・
口座開設っていつからできるの?2024年にスタートするなら、そのまえに持っておきたいよね。
このようなお悩みも増えているのではないでしょうか。
結論から言うと、新NISAをSBI証券で始めたい場合は
- 今NISAをやっている人→2023年10月以降にSBI証券にNISA口座を移動
- 今NISAをやっていない人→2023年中にSBI証券でつみたてNISA口座開設をする
これをすればOKです!!



本記事では新NISAをSBI証券でやるメリットや他社からの乗り換え方法、これから初めて口座開設をする人に向けた情報をまとめています!
この記事を書いた人


この記事を書いている私は、投資歴5年以上です!失敗も経験しながら、主婦でもできる堅実な資産運用をしています!将来になんとなく不安がある・・と言うあなたに、分かりやすく資産運用の方法をお伝えしますね!
楽天証券の新NISAはいつから申し込みが開始するの?
楽天証券に限らず、新NISAは2024年1月1日から開始の制度です。(実際は年始休みがあるので、稼働は1月4日からですね!)
なので… ” 新NISAが始まってから口座開設をするのであれば ” 、当然2024年になってからの申し込みが必要。
しかし!
2023年中につみたてNISAの口座を楽天証券で持っていれば、2024年になったと同時に新NISA口座が自動的に作られる仕組みとなっています。
つまり…
- 今、NISA口座を持っていない人
→2023年中にSBI証券で一般NISA・つみたてNISA口座を開設してしまえば、2024年になったら追加申請不要で自動的に新NISA口座が持てる - 今、SBI証券以外でNISAをしている人
→2023年10月以降にSBI証券にNISA口座を移動すれば、2024年になったら追加申請不要で自動的に新NISA口座が持てる



今投資をしている人もしていない人も、2024年まで待たなくても新NISA口座の開設のための準備ができるということですね♪
SBI証券で新NISAをやるメリット


続いて、新NISAで使う証券会社をSBI証券にするメリットを見てみましょう。
Olive利用で管理が楽&ポイント還元率が上がる!
SBI証券は、SMBCが新しく開始したサービス「Olive」と連携して使うことができます!
- クレジットカード
- デビットカード
- ポイント支払い
- 銀行ATM操作
を1枚のカード&アプリで行える新しいサービス。
「身の回りのお金を1カ所にまとめる」という意味では使い勝手がかなり良いです!
三井住友銀行アプリで全て連携ができるので、
- 銀行残高
- クレカ利用金額、引き落とし予定金額
- SBI証券の試算合計額
がこの一つのアプリで見れちゃうんです。


そして、クレカ支払いの積立額に応じてポイントバックが最大5.0%に。



毎月5万円積み立てれば、10年間で30万ポイントも貰える計算です♪


投資金額に対しての還元率で言うと、楽天証券を上回る数値ですね。
日本株だけでなく、米国株・ETFの売買手数料も無料化!
2023年秋に、楽天証券とSBI証券が日本株の売買手数料無料化を発表して話題になりましたよね。
しかし、SBI証券はそれだけではなく…!
なんと米国個別株・ETFの売買手数料まで無料化されることが決定したんです。



もちろんNISA口座も対応。かなり驚きです…!
新NISAはつみたてNISAと違い投資できる対象商品が一気に増えるので、個別株メインに投資をしようと思っている方であれば売買手数料無料はかなり嬉しいポイントになると思います♪
他の証券会社・銀行からSBI証券に乗り換える前に知っておきたいこと
続いて、他の金融機関からSBI証券へ乗り換え手続きを行う前に、知っておきたいことを3つご紹介します。
既存のNISA口座で保有している商品は、SBI証券に移動できない
こちらはとてもよくある質問なのですが、今別の証券会社・銀行のNISA口座(一般NISA・つみたてNISAどちらも)で保有している商品は、SBI証券の新NISA口座に移動することはできません。
じゃあ、どうするのか?というと…
今まで投資していた証券会社または銀行で、
- 非課税期間が切れるまで保有を継続する
- 売却して現金化する
というどちらかの選択肢となります。



NISA内にある商品は、他の金融機関に移管できない!
私は非課税期間20年を有効活用し、寝かせ続ける予定です♪
乗り換え完了までは数週間〜1ヶ月ほどかかるので、早めの行動が◎
証券会社間のNISA口座変更は、以下に手順を詳しくご紹介するのですが2つの金融機関との書類のやり取りが必要になるので多少時間がかかります。



後回しにすると、新NISAに間に合わないなんて可能性も…!
取り掛かってしまえばそこまで難しい手順はありませんので、10月に入ったらサクッと取り組んでしまいましょう。
SBI証券が自分に合っているかどうかを考える
SBI証券に乗り換える前に「楽天証券は本当に自分に合っているのか?」を考えておくのがおすすめです。
NISAができる証券会社や銀行はたくさんありますが、これから新NISAを始める方におすすめしたいのは楽天証券またはSBI証券。
楽天証券とSBI証券の違い
上を見ると分かる通り、
- 楽天証券→楽天経済圏と併用してポイントザクザク貯められるのが強み。逆に、楽天経済圏を使っていないならポイントは貯まりづらいかも
- SBI証券→日本株・米国株の売買手数料が無料。これは強い!しかし、投資信託メインで個別株取引しない人には恩恵が少ないかも
こんなイメージで選ぶと良いかと思います。
ちなみに私は、がっつり楽天経済圏の住人なので現状(つみたてNISA)では楽天証券を使っています。
でも新NISAでは米国個別株も取り入れたいと思っているので、どっちが有利になるのか…ちょっとまだ、迷っている段階!
私の新NISA証券会社については、決まり次第またブログやインスタで更新しようと思います!
りりな家の投資実績は、以下から見ることができます!
- 我が家が積み立てている投資信託
- 毎月の損益金額&損益率
- 私の投資方針や小話
などを1ヶ月毎に更新していますので、一体長期投資でどのくらいの利益が出るのか?気になる方は、ぜひ実際の運用状況をチェックしてみて下さい♪
他の証券会社・銀行からSBI証券に乗り換える手順まとめ
それではここからは、他の証券会社・銀行から楽天証券に乗り換える手順をご紹介します。
①既存NISA口座廃止手続き
まず最初に、今使っているNISA口座の廃止手続きをします。
「今NISAをやっている金融機関」で、
- 金融商品取引業者等変更届出書を入手して、内容を記入の上返送する
- 「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」が届く←これを後々楽天証券に提出する!
この手続きをして書類を用意します。
STEP1:金融商品取引業者等変更届出書を入手
金融商品取引業者等変更届出書は、金融機関によって入手経路が若干違います。




- 「金融機関名+金融商品取引業者等変更届出書」でネットで検索する
- 直接電話で問い合わせる
などで調べると、スムーズだと思います。
STEP2:「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」を受け取る
どちらか届くかは、2023年の投資状況によって変わります!


- 2023年、NISA口座で投資をした人→勘定廃止通知書
- 2023年、NISA口座で投資をしていない人→非課税口座廃止通知書
が届きます。



この書類はあとで楽天証券に提出しますので、無くさないようにしっかり保管しておいてください!
②SBI証券で口座開設手続きをする
前の金融機関の廃止手続きをしたら、そのまま同時進行でSBI証券の口座開設手続きにも取り掛かりましょう。
まず初めに、メールアドレスの認証を行います。


受信できるアドレスを入力し「次へ」をタップすると、SBI証券からメールが送られてきます。
メール内に認証コードが記載されていますので、入力をして次の画面へ進んでください。
数分〜数十分経っても認証コードが送られてこない場合、入力したアドレスに間違いがある可能性が高いです。
アドレス入力画面からやり直すと上手くいくと思います!
続いて、口座開設のための基本的な情報を入力します。


表示されている内容に従って入力を完了させてください。
口座種別は、確定申告が不要で利益が出たとき自動納税される「特定口座・源泉徴収あり」がおすすめです。


続いてNISA口座の選択に移りますが、ここで「他社から乗り換える」を選択してください!



これを選択することで、乗り換えに必要な書類を発送してもらえます♪
忘れてしまうと書類が届かない&請求が二度手間になってしまうので、しっかり確認して!!
NISA口座を選択した後、
- 確認事項への同意
- 住信SBIネット銀行の案内
- 本人確認書類提出
と進んでいきます。



都度説明がありますので、その通りに進めていけばOK!





これで、不備がなければ楽天証券の口座開設+新NISA口座の乗り換え手続きが完了です!
でも、まだ終わりじゃありません!このまま読み進めてね。
口座が開設されると、登録住所宛に別途「NISA口座開設届出書」という書類が送られてきます!




上で受け取った「NISA口座開設届出書」に加えて、
- 前のNISA口座の金融機関からもらった勘定廃止通知書または非課税口座廃止通知書
- 本人確認書類・マイナンバー書類
この書類を揃えてSBI証券に返送します。



2023年9月末時点での情報です!
変更になる可能性もあるので、実際に準備するときは同封されている説明を見ながら用意してくださいね♪
返送し不備がなければ、新NISAの金融機関乗り換え手続きは完了です。
不備があった場合は連絡が来ると思いますので、早めに対応しましょう。
③年内は今までの金融機関でNISAをする
よくある質問なのですが新NISA口座の変更のため上記の手続きを行なっても、今年分の積立投資は今まで使っていた金融機関で継続されます。
(2023年10月になってから乗り換え手続きを行うようにしてください!)


ちなみに、前金融機関で積み立てた分はSBI証券の新NISAに移動させることはできません。
- 2023年投資分は、12月末まで以前の金融機関で継続
- 2024年以降も、以前の金融機関で管理(または売却もできる)
という感じになります。
④2024年になったら、SBI証券の新NISA口座に自動切り替え
新NISA口座への切り替えのタイミングは、2024年の1月です!


この時までに積立設定をしておかないと投資が開始されないので、忘れずに2023年中にしておきましょう。
まとめ
今回は、
- 新NISAをSBI証券でやるメリット
- 他社から新NISA口座をSBI証券に乗り換える方法
をメインにご紹介しました。



新NISA口座は、一生涯のお付き合いになる…!
どうせやるなら、自分にとってよりお得なところを選んで始めたいよね。
今回は楽天証版の解説をしてきましたが、記事内でもご紹介した通り ” 自分に合う証券会社選び ” をするためには各社の強みを知っておくことがとても大切です。
楽天証券とSBI証券の違い
もしこれを読んで「自分は楽天証券の方が向いているかも!」と感じたら、ぜひ楽天証券版の記事も目を通りしてみてくださいね!