「米国株投資」ってよく聞くけど…
- 日本株への投資だけじゃダメなの?何が違うの?
- やってみたいけど、イマイチよく分からない…
とお悩みの方!とっても多いようです。
そこで今回の記事では、米国株投資の基本的なポイントをまとめてご紹介していこうと思います!
こんなこと誰にも聞けないけど、分からない…って悩んでいる人は、ぜひこの記事を読んでみてね!
この記事を書いた人
りりな
- 結婚4年で資産3,000万円を達成。投資診断士/資産運用検定2級を取得。
- Instagramフォロワー数27万人超。主婦にやさしい家計管理×投資情報を発信中
- 大学のお金の授業や、マネーフォワード「お金のEXPO」へ講師として登壇。資産運用検定2級の知識を活かし、各証券会社メディア・テレビ・ラジオ番組などへ多数出演
- 著書「主婦にやさしいお金の増やし方BOOK」累計4万部を突破
この記事を書いている私は、投資歴6年以上です!失敗も経験しながら、主婦でもできる堅実な資産運用をしています!将来になんとなく不安がある・・と言うあなたに、分かりやすく資産運用の方法をお伝えしますね!
当記事は、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではありません。また、株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。
「米国株」って何?
まずは、「米国株」の意味について確認していきましょう。
米国株とは、アメリカ市場に上場している6,000社を超える企業の株式のことです。
内訳は以下の通り。
- ニューヨーク証券取引所(NYSE):2,524社
- ナスダック(NASDAQ):3,784社
「聞いたことはあるけれど、あまり馴染みがない…」という方が大半だと思います。
米国市場の代表的な企業は、みんな名前を知ってると思う…!
- アマゾン
- アップル
- フェイスブック
- マイクロソフト
等…。
有名どころであれば、皆さん結構親近感があるのではないでしょうか。
米国株投資は、これらのアメリカ企業単体の株を買うことを指しています。
米国株投資は、自分で1つの企業を選んで株を買うことだよ!
どれも聞いたことがあるし、使ったこともある!
みんなアメリカの企業だったんだね。
日本株と米国株の違い
次に、日本株と米国株の違いを簡単に解説していこうと思います。
米国株 | 日本株 | |
---|---|---|
市場がある国 | アメリカ | 日本 |
日本からの取引 | 可能 | 可能 |
市場のチャートの動向 (直近30年) | 右側上がり | 横ばい〜やや右肩上がり |
購入単位 | 1株から購入可能 | 1株から購入可能 |
購入金額 | 1株あたり数千円〜数万円が多い | 1株数百円〜数千円が多い |
取引時間 | 日本時間23:30~翌6:00 (夏時間22:30~翌5:00) | 午前:9:30〜11:30 午後:12:30〜15:00 |
優待 | 基本的になし | ※ない企業もあり | あり
配当 | (年4回が多い!) あり ※ない企業もあり | あり (年1〜2回が多い!) ※ない企業もあり |
ポイントは
- 日本からスマホで取引可能!
- 株主への還元は、基本配当金のみ
- 日本株と違い、年4回も配当金がもらえる企業が多い
このあたりをまず押さえておきたいですね。
米国株投資が注目されている理由
続いて、米国株投資が注目されている理由を3つご紹介します。
たくさんの理由があるんだけど、要点を3つにまとめたよ!
①アメリカは企業の成長率が高い!
世界一の経済大国、アメリカ。
日本企業の平均株価(日経平均)とアメリカのナスダックを比較すると、驚くほどの差があることが分かります。
あくまで過去の値動きなので、未来を保証するものではないのですが、こういうデータもチェックしておきたいですね。
②成長すれば、株主への還元が大きい!
米国株は日本株よりも「お金(配当金・値上がり益)」としてのリターンが期待できるのが大きな特徴です。
日本には株主優待という制度がありますが、米国では一般的ではなくほとんど存在しません。
しかし…
- 株主優待がない分、配当金として還元
- 配当金がない企業は、とにかく成長・増配・株価上昇で株主に還元
アメリカはとにかく「結果(利益)を出して、お金で株主に還元する」「それができない企業はどんどん上場廃止」という風習があるため、各社必死に止まることなく成長を目指しているというイメージです!
③「日本以外」の分散投資先としては手軽に投資ができる対象
日本から見ると、米国株は「日本以外」の分散投資先としては手軽に投資ができる対象です。
1株から買えるし、ネット環境とスマホがあれば簡単に取引できますからね!
日本円や日本株だけじゃ、日本に偏りすぎていて不安。って方にとっては、投資先の選択肢になりますよね!
【初心者さん向け】米国株投資のよくある質問
米国株投資気になる!PayPay証券も気になる…!って思っていても、いざ始めようとするとわからないことだらけで不安だと思います。
そこでここからは、初心者さん向けに米国株投資についてよくDMでいただく質問に回答していこうと思います!
何もわからないけど、初めてみても大丈夫?
私を含め、今投資をしている人も最初は初心者。
「投資をしていない状態で100%投資の知識をつける」ことはほぼ不可能だと思っているので…わからないからこそ、どんなものなのか?実際に体験するってことが必要!
実際やってみないと分からない・理解できないことも多いよ。
なので、まず始める。やりながら勉強する。このスタンスが大切だと思っています!
(もちろん少額からね!)
米国株を買った後、どうしたら良いの?
初めて株を買った後、「で…?このあとはどうすれば良いの?」ってなるかもしれません。でも、それでOK!
投資はギャンブルではないので『買って寝かせて利益を増やす』が私の考えです。
寝かせる=放置!もちろんこの先含み損を経験すると思うけど、その企業の将来に期待して買ったのであればじっくり保有しても良いんじゃないかな?って思います!
その他の選択肢について詳しく見る
少額投資でも意味ある?
資金が少なくて、たくさん買うのは難しい。って方も多いと思いますが、米国株は1株から配当金がもらえます!
無理してたくさん買わなくても大丈夫。
あとで買い増しもできるし、自分のペースを大切にね♪
【見ながらやれば完璧】米国株投資の始め方
最後に、米国株投資を始める方法を具体的に解説していきます。
この記事を見ながら進めれば完璧に始められるよう、画像付きで手順を解説しています♪
ぜひ確認しながら口座開設から株を買うまで進めてみてくださいね!
①SBI証券の口座開設をする
SBI証券の口座開設をしていない人は、まず口座開設をしておいてください♪
米国株投資をするのにSBI証券を使う理由は、住信SBIネット銀行を使って円をドルにすると、使うと為替手数料が1番安く済むからです!
まだ口座開設をしていない人は、下のボタンをタップしてね!
口座開設が終わっている人は②へ進もう〜!
【ここをタップ】SBI証券の口座開設方法はこちら
1.メールアドレスの登録
まずは、公式サイトからメールアドレスの登録を行います。
>>【SBI証券】新NISA口座の開設|メールアドレス登録はこちら
入力したアドレス宛にメールでコードが届きますので、そのコードを入力して認証を完了させます。
2.登録情報の入力
住所氏名・生年月日など、口座開設者の基本的な情報を入力してください。
先に、NISA口座ではなく課税口座の選択をします。
NISA口座の開設申請をします。
住信SBIネット銀行・SBI新生銀行の開設申し込みが同時に行えます。
どちらも任意ですが、SBI証券でお得に米国株投資をしたいと思っている方は、住信SBIネット銀行が必須です!
私は住信SBIネット銀行を愛用しています!
- りりなは住信SBIネット銀行のみ口座を保有。新生銀行は作っていません。
- 新生銀行を作る場合、カードのカラー・デザイン選択画面があります!好きなものを選択してください。
SBI証券でポイントを利用した投資をする場合、ここでポイントサービスの申し込みをしておく必要があります。
使うかどうか分からないかもしれませんが、とりあえず「申し込む」を推奨しています。
続いてポイント選択画面。1番使いそうなポイントを1つ選びましょう。
口座開設後、利用ポイントの追加設定をすると、複数の種類のポイントが投資に使えます!
ここまで入力した内容を確認し、問題がなければこのまま本人確認のステップへ進みます。
3.本人確認
「本人確認書類の提出」をタップし、次のページへ。
本人確認書類に使えるものが表示されますので、自分が用意できるものを選択します。
本人確認方法も選択します。
書類の撮影が始まります。
ガイドとメッセージが表示されますので、指示に従って書類の撮影と提出を行なってください。
完了すると以下の画面が表示されます。
これで口座開設の「申請」が完了しました。
審査が終わり次第、数日以内にメールまたは郵送(自分で選択できます)で口座開設完了通知が届きます。
- 「メールで受け取る」を選択→取引パスワード設定ページへのURLが、登録メールアドレスに送られてくる
- 「郵送で受け取る」を選択→登録住所宛てに、取引パスワードが記載された郵送物が簡易書留郵便(転送不要)で送られてくる
4.ログイン&初期設定
上で解説したメールor郵送での口座開設完了通知が届いたら、早速マイページにログインして初期設置へ進みます。
電話番号や職業、世帯主との続柄、インサイダー情報など、表示されたものに順に回答をしていってください。
資金を出金する時に使う銀行口座の指定を行います。
自分名義の口座なら基本的になんでもOKです。
後々変えられますので、住信SBIネット銀行の開設待ちの方もとりあえず手持ちの口座を登録しておきましょう。
最後に、イデコや信用・FX口座などの案内があります。
全て任意で、かつ必要になった時に後から開設・申請が可能です。
ここまで終わった段階では、
- 課税口座(特定口座)→開設完了
- NISA口座→仮開設・審査中
と言う状態ですが、仮開設中のNISA口座でも取引は可能です!
ただし、NISA口座開設審査に通過できなかった場合(主に、他証券会社ですでにNISA口座を持っている場合など)は、仮開設NISA口座で買ったものは課税口座に払い出しになります。
②SBI証券「米国株アプリ」インストール&ログイン
SBI証券の米国株アプリをインストールします。(日本株アプリと米国株アプリは別物なので、注意してください!)
ユーザーネーム、パスワードを入力しログインをしてください。
③入金をする
ドルを買うには、まず日本円を入金する必要があります。
アプリ下部「メニュー」>「入出金」>「円貨入金」と進み、ブラウザから入金手続きを完了させてください。
通常の振り込み入金のほか、対象金融機関であればリアルタイム入金をすることも可能です。
④アプリのメニューから「為替取引」へ(ブラウザへジャンプ)
SBI証券米国株アプリに戻り、右下部「メニュー」>「為替取引」をタップすると、為替取引画面(ブラウザのマイページ)に入ることができます。
⑤円→ドルの購入手続き
通貨の交換レートが表示されますので、米ドルの「買付」をタップします。
手数料無料で円をドルにするには、リアルタイム約定にする必要があります。
【リアルタイム為替取引】
・夏時間:月 7:00〜翌5:30、火〜金 6:00〜翌5:30のほぼ24時間
・冬時間:月〜金 7:00〜翌6:30のほぼ24時間
買付可能数量に入金額が反映されていることを確認し、買付数量を入力しましょう。
(入金がまだの場合は、入金をする必要があります!住信SBIネット銀行のハイブリッド預金口座から直接買付をすることはできません。)
外貨で指定よりも、円で指定した方がわかりやすいですよ〜!
入力後、取引PWを入れて次へ進むと確認画面が表示されます。
内容を確認してOKであれば「注文発注」を押してください。
⑤手続き完了・翌営業日に反映
注文が正常に送信されると、以下の画面になります。
即時受け渡しではないので、画面内の「受け渡し日」をしっかり確認しておきましょう。今回の場合は翌営業日に受け渡しとなっています。
あとはドルが口座に反映するのを待つだけです♪
1回覚えるととても簡単なので、ぜひやってみてください!
⑥米国株を買う
円をドルに変えられたら、いよいよ米国株に投資をするための準備が整いました!
最後に、実際にアプリから米国株を買う方法もマスターしておきましょう!
米国株アプリの下メニューバー「検索」から、買いたい銘柄を検索します。
例として挙げてるのは、私が何年も保有してるP&Gですっ!
銘柄ページに入ったら、下にある「現物買い」をタップします。
注文画面が表示されるので、注文内容を入力して確定すれば完了です!
決済方法は「外貨」にしてね!
円貨にするとちょっと手数料が嵩むよ〜。
さっき変えたドルを投資計画に充てたほうがお得です!
これで終了!注文が刺されば、投資完了・保有スタートとなります♪
まとめ
今回の記事では、米国株の基本的なポイントと、為替手数料分をお得にしながら投資をする方法をご紹介しました!
米国株は、分散投資先としてポピュラーです。
やり方だけでも知っておくと、今後の投資の選択肢が広がりそうっ!
米国株投資を始めたいけど、今までやり方がいまいち分からなかった…。っていう方がいたら、ぜひこの記事が参考になると嬉しいです♪