2024年の新NISA、何を買う？注目したい投資信託銘柄11選

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2024年1月11日2024年1月26日

ついに始まりました、新NISA！

つみたて投資枠・成長投資枠の二つがあり、それぞれ購入できる投資商品も銘柄も違うのですが…

投資信託だけに絞って見ても、成長投資枠の対象商品はなんと1,200本以上もあるんです。

りりパパ

自由度が高くなったのは良いけど、正直何を選んで良いのか分からない・・。

りりな

そうだよね。数が多すぎて選べない！って方、結構多いと思うんです。

そこで今回は投資歴6年・資産4,000万円の主婦りりなが注目している「成長投資枠で投資できる注目銘柄11選」をご紹介したいと思います！

銘柄選びで迷っている
戦略を立て始めたい

このような方はぜひ、本記事を参考にしてもらえたら嬉しいです♪

この記事を書いた人

この記事を書いている私は、投資歴5年以上です！失敗も経験しながら、主婦でもできる堅実な資産運用をしています！将来になんとなく不安がある・・と言うあなたに、分かりやすく資産運用の方法をお伝えしますね！

当記事は、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではありません。また、株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。

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りりな厳選！新NISAの注目銘柄11選

新NISAの成長投資枠で投資ができる商品にはREITなども含まれているのですが、私が注目しているのは全て投資信託です！

りりな

まずは注目銘柄11個の銘柄名をご紹介します！

SBI・V・S&P500インデックスファンド
SBI・V・米国株式インデックスファンド
SBI・V・全世界株式インデックスファンド
SBI・V・米国高配当株式
SBI・V・米国増配株式
eMAXIS Slim S&P500
eMAXIS Slim 先進国株式
eMAXIS Slim 全世界株式（オールカントリー）
eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本）
i Free NEXT ナスダック100インデックス
i Free NEXT FANG+
＞＞銘柄紹介記事はこちら

ここからは、それぞれの銘柄の特徴や信託報酬について少し掘り下げていこうと思います。

SBI・Vシリーズの注目銘柄5つ

SBIヴァンガードシリーズは、つみたてNISAの人気銘銘柄にランクインしているのもあり投資している方が多いシリーズです。

私が今回、新NISAに向けてピックアップしたのは以下の5銘柄です！

SBI・V・S&P500インデックスファンド

SBI・V・S&P500インデックスファンドは、アメリカの代表的な企業500社に分散投資ができ、かつ信託報酬も安い人気の投資信託です。

スクロールできます

チェックポイント	ファンドの詳細
信託報酬	0.0938%程度
投資先の国	アメリカ
投資内容と方向性	北米の企業約500社に分散投資

SBI・V・米国株式インデックスファンド

SBI・V・米国株式インデックスファンドは、アメリカの大企業をはじめ中小企業4,000社に分散投資ができる銘柄です。

スクロールできます

チェックポイント	ファンドの詳細
信託報酬	0.1238％程度
投資先の国	アメリカ
投資内容と方向性	米国の大企業に加え、中型・小型の企業合わせて4,000社へ投資

SBI・V・全世界株式インデックスファンド

SBI・V・全世界株式インデックスファンドは、新興国を含む全世界の株式に投資が可能な銘柄です。

チェックポイント	ファンドの詳細
信託報酬	0.1338％程度
投資先の国	全世界
投資内容と方向性	アメリカ58％、日本6％、イギリス3％、カナダ2％、中国2％、スイス2％…

約6割はアメリカへの投資となっているため「アメリカの成長に期待しつつ、全世界にもバランスを見ながら投資できる」というイメージですね！

SBI・V・米国高配当株式

SBI・V・米国高配当株式は、新NISAの成長投資枠のみで購入できる銘柄です。アメリカの高配当銘柄の詰め合わせパックと言うと分かりやすいかもしれません。

チェックポイント	ファンドの詳細
信託報酬	0.1238％程度
投資先の国	アメリカ
投資内容と方向性	アメリカの高配当株の値動き指標（FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス(円換算ベース)の対象企業に投資

SBI・V・米国増配株式

SBI・V・米国増配株式も新NISAの成長投資枠のみで購入できる商品で、こちらは一言で言うとアメリカの継続増配銘柄に投資ができる詰め合わせパック！

チェックポイント	ファンドの詳細
信託報酬	0.1238％程度
投資先の国
投資内容と方向性	アメリカ市場で継続的に増額

アメリカ企業は株主ファーストなので増配企業が多く、今後も成長が期待できますね。

りりな

「減配したら企業として終わり」みたいな見られ方をするみたい。
なので、連続・長期増配銘柄はこれからまだまだ伸びるかも…？

増配を続けている大手企業に分散投資できるのは大きな魅力です！

eMAXIS Slimシリーズの注目銘柄4つ

続いて、eMAXIS Slimeシリーズの注目銘柄を4つご紹介します。

eMAXIS Slim S&P500

eMAXIS Slim S&P500は、アメリカの代表的な企業500社に分散投資ができる投資信託。

こちらはつみたてNISAランキングでも１・２を争う人気の銘柄なので、今すでに投資をしている！という方も多いと思います。

チェックポイント	ファンドの詳細
信託報酬	0.09372％
投資先の国	アメリカ
投資内容と方向性	S&P500指数に組み込まれている500社に分散投資。

SBI・V・S&P500インデックスファンドとほぼ同じ内容なので、重複して買うメリットはあまりありません。どちらか一方を選んで買うことをおすすめします。

eMAXIS Slim 先進国株式

eMAXIS Slim 先進国株式は、日本を除く先進国の企業に分散投資ができる投資信託です。

チェックポイント	ファンドの詳細
信託報酬	0.09889%
投資先の国	日本を除く先進国・22の国と地域
投資内容と方向性	アメリカ74％、イギリス4％、カナダ3％、フランス3％、スイス3％、オーストラリア2％…

こちらもアメリカへの投資比率が高めですが投資対象から日本が除かれているので、ポートフォリオに入れて重宝する銘柄かもしれません。

eMAXIS Slim 全世界株式（オールカントリー）

eMAXIS Slim 全世界株式（オールカントリー）は、日本と新興国を含む世界全体の企業に投資ができる投資信託です。

チェックポイント	ファンドの詳細
信託報酬	0.1133%
投資先の国	日本を含む全世界
投資内容と方向性	先進国23カ国・新興国24カ国の企業の株式に分散投資ができる

先進国88.9％（うちアメリカ62％）
新興国11.1％

の割合で構成されており、リスクを抑えつつ新興国にもしっかりと投資をしていくことができるバランスの取れた銘柄です。

りりな

つみたてNISAのメインの銘柄としても人気です。
「守りの資産」としてはかなり良いと思う！

eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本）

eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本）は、日本を除く先進国・新興国の企業に投資ができる投資信託。

上で紹介したオールカントリーの日本抜きバージョンと言うイメージです。

チェックポイント	ファンドの詳細
信託報酬	0.1133％
投資先の国	日本を除く全世界
投資内容と方向性	先進国22カ国・新興国24カ国の企業の株式に分散投資ができる

こちらも人気の銘柄。

日本の個別株が手持ちにあるなら→全世界株式（除く日本）
日本の個別株が手持ちにない・少ないなら→全世界株式（オールカントリー）

このように選ぶのも一つの方法です。

i Free NEXT シリーズの注目銘柄2つ

最後に、i Free NEXTシリーズで注目している銘柄をふたつご紹介します。

りりな

二つともハイリスク・ハイリターン寄りの商品だよ！

i Free NEXT ナスダック100インデックス

新NISAでは成長投資枠のみで購入可能で、AppleやAmazonなど、ハイテク企業の詰め合わせパック。

ハイテク企業は値動きが激しいため、こちらは資産形成のメインの銘柄としては向いていないかも…。

チェックポイント	ファンドの詳細
信託報酬	0.495％
投資先の国	アメリカ
投資内容と方向性	ナスダックに上場している100社へ分散投資

年齢的にリスクを取れる方は選択肢に入ってくると思います。

i Free NEXT FANG+

i Free NEXT FANG+も、成長投資枠のみで購入が可能です。この銘柄はかなり凶暴なイメージ！

Facebook・Amazon・Netflix・Googleに6銘柄をプラスした、アメリカの大手ハイテク企業10社に絞って分散投資ができます。

チェックポイント	ファンドの詳細
信託報酬	0.7755％
投資先の国	アメリカ
投資内容と方向性	Facebook・Amazon・Netflix・Google＋6銘柄（入れ替えあり）

今回ご紹介する中で一番ハイリスクハイリターンで、投資信託とはいえ分散先は10企業。

りりな

米国個別株を別で買おう！と思っている方にはおすすめかも。
完全なる攻めの資産です。

円をドル転することなく、しかもNISAの範囲で投資ができるのはメリットが大きい！

銘柄の特徴を理解した上で、年齢的にリスクが取れる・攻めの資産を追加したい・アメリカの成長に期待したい！という方は検討してみてください。

万人受けする銘柄ではない点は注意です！

投資方針別！銘柄選びのポイント

上で私が注目している11個の銘柄をご紹介しましたが、投資を始めたばかり・これから始めようと思っている方は正直あまりピンと来ない部分もあるかもしれません。

そこでここからは、投資方針別にどんな銘柄を選ぶのが良いか？という点を、4つのケースに分けてご紹介していきます。

ここでは4つのケースに分けてご紹介していきますが、もちろん複数の投資信託に投資してOKです！
ただし中身がほぼ同じものばかりをたくさん買うのなら、わざわざ銘柄を分ける意味がありません。

目的に合わせて、どの銘柄を組み合わせて購入するか？考えてみてくださいね！

①世界一の経済大国！アメリカのこれからの成長に投資をしたい場合

アメリカといえば、世界一の経済大国。過去のチャートを見ても伸びがすごく、「全世界株式」という名前の投資信託でも中身は半分以上アメリカへの投資…という銘柄もありますよね。

そのくらいアメリカの経済成長率は大きく、安定していて、これからも期待されているということになります。

りりな

投資対象としては不動のNo.1！
これからもアメリカがさらに成長することを予想し、投資したい！って思っている方には以下の銘柄が合うと思います。

以下の3つの銘柄は、とりあえずアメリカ全体へ無難に分散投資をしておきたい！という場合に候補に上がってくる3つです。

アメリカへ『全体的な分散投資』ができる銘柄

SBI・V・S&P500インデックスファンド
…信託報酬0.0938％・純資産総額は約1兆円。
アメリカのS&P500指数連動を目指しており、アメリカの500社に分散投資ができる。
eMAXIS Slim S&P500と同じような内容なので、どちらか選ぶと良いかも。

eMAXIS Slim S&P500
…信託報酬0.09372％・純資産総額は2兆円超え。
SBI・V・S&Pよりも若干信託報酬が低く、純資産総額と希望が大きい！
ただし年によって、実質コストがSBI・V・S&P500インデックスファンドよりも高くかかる場合も。（毎年計算が必要！そこまで深く考えなくてOK）
SBI・V・米国株式インデックスファンド
…信託報酬
上にあげた2つのS&P500連動銘柄よりも投資対象企業が広く、中小企業4,000社に分散投資ができる。
アメリカの中小企業の中には大きく伸びる会社もあり！中小企業の成長に期待したい場合はおすすめ

対して、「アメリカの高配当株」「アメリカの長期連続増配株」にも投資しておきたい！という方が注目したいのは以下の2つの銘柄。

アメリカへ『ある程度集中的』な分散投資ができる銘柄

SBI・V・米国高配当株式
…信託報酬0.1238％
アメリカの高配当企業300〜400社に分散投資できる。
SBI・V・米国増配株式
…信託報酬
アメリカの連続・長期増配企業315社に分散投資ができる。

息子

高配当株式・増配株式インデックスについては、つみたて投資枠では購入できません！

金融庁が「少しリスクが高い商品」と判断しているということだね。

②アメリカをメインに、世界にバランスよく分散投資したい場合

1つの銘柄で世界にバランスよく投資をしたい場合には、以下の銘柄が候補に上がると思います。

アメリカをメインに、世界に分散投資！

SBI・V・全世界株式インデックスファンド
…信託報酬0.1338％。
全世界の大型・中型・小型株9,000銘柄に分散投資ができる。
eMAXSIS Slime全世界株式（オールカントリー）
…信託報酬0.1144％
全世界の大型・中型株3,000銘柄に分散投資ができる。

この2つはよく比較される銘柄ですが、中身を見てみると結構違いがあることが分かりますよね！

大型〜小型株まで、たくさんの企業に分散させたいか？

大型・中型株にのみ、ある程度絞った数の企業に分散投資させたいか？

これは、自分の好みでどちらか選んでいきましょう。

③日本企業の株は別に持っているので、日本以外の国に分散投資をしたい場合

すでに投資をしている方の中には「日本の企業は、すでに配当や優待狙いで投資している！」という方も多いでしょう。

このようなケースでは、新NISAで購入するもののみではなく、自分の手持ちの全ての株・金融商品をまとめて考える必要があります！

りりな

日本株を持っているのに、さらに投資信託で日本に投資してしまうと…日本への投資比率が高くなってしまうよね。

なので、あえて投資信託では日本に投資しない選択肢もアリ！

日本への投資を避けたい場合はこれ！

eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本）
…信託報酬0.1133％
日本を除く先進国・新興国の企業に投資ができる。
eMAXIS Slim 先進国株式
…信託報酬0.1023％
日本を除く先進国の企業に投資ができる。

全世界系の銘柄であれば「除く日本」、新興国のリスクを許容できなければ「先進国株式」が良いでしょう。どちらも日本へは投資されない内容となっています。

しかし日本への投資を避ける方法はこれだけではありません！

例えば①で紹介した「アメリカへ投資できる銘柄」をチョイスしても、当然ですが日本への投資は避けられます。

視点を広く持ち、自分のポートフォリオに何を組み込むか考えてみてください♪

④IT関連・ハイテク系のカテゴリの伸びに期待したい場合（年齢的にリスクが取れる）

ここまでは、私が注目したい「一般的な」銘柄の選び方をご紹介しましたが…

最後の2つは少し性格が違います。

りりな

一気にハイリスクハイリターンな銘柄になる！

年齢的にリスクが取れる方
すでに投資の「守りの基盤」ができている方
リスクの高さを理解できている方

が一部取り入れるような感じです。

ハイテク関連の伸びに期待！リスクを取れるなら候補入り

i Free NEXT ナスダック100インデックス
…AppleやAmazonなど、ハイテク企業の詰め合わせパック。
ハイテク企業は値動きが激しいため、当然その詰め合わせパックである当銘柄も値動きが大きめ。
i Free NEXT FANG+
…Facebook・Amazon・Netflix・Googleに6銘柄（Apple・Alibaba・ Baidu・ NVIDIA,・Tesla・Twitter）をプラスした、アメリカの大手ハイテク企業10社のみに絞って分散投資ができる。

＞＞銘柄紹介記事はこちら

とくにFANG+は、投資信託とはいえ分散先は10銘柄のみ。個別株に分散投資をするようなイメージですね！

FANG＋の組み入れ銘柄に別途投資予定がある方であれば、1銘柄でアメリカ大手10社に分散投資ができ、かつドル転せず日本円ベースでの買い付けができるFANG+はかなり良い候補かもしれません。

息子

しかし！ただ大きなリターンを目的に安易にFANG＋をたくさん買付するのはおすすめできません。。

しっかりと銘柄の内容と性格を理解した上で自分のポートフォリオに入れようね！