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    子宮卵管造影検査の痛みについて体験談~その後、腹痛により骨盤腹膜炎で入院した話【不妊治療ブログ】~

    不妊治療の検査で、定番の卵管造影検査を受けてきました!
    卵管造影検査について気になる方が多いのではないかな?と思うので私の実体験を書いていきます。

    卵管造影検査が「痛い」とよくネットで話になっているので
    私の場合どうだったか?書きつつも
    卵管造影検査を受けた後、入院した話もします。

    もしも、卵管造影検査を受けた後に
    歩けないほどの腹痛が出た方は、この病気かもしれないので誰かの助けになればと思います。

    この記事がお勧めの人
    • 卵管造影検査を受けようと思っている人
    • 卵管造影検査の痛みが気になる人
    • 卵管造影検査後に、耐えきれない腹痛が現れた人
    • 不妊治療を考えている人
    もくじ

    卵管造影検査を受ける目的について

    私の通っているクリニックは、卵管造影検査をするのに日数が2日かかります。

    卵管造影検査1日目

    子宮口からカテーテルという特殊な管を入れて造影剤を注入しながらレントゲン撮影し
    子宮内腔の状態と卵管の通過性を調べる。

    卵管造影検査2日目(翌日)

    レントゲンを1枚撮影し、卵管から腹腔内への拡散を見て卵管周囲や腹腔内に癒着がないか調べる。

    卵管造影検査をすることにより卵管の通過性が良くなり
    6カ月~1年くらいまで「ゴールデン期間」と呼ばれる、妊娠しやすくなる期間をゲットすることが出来ます。

    卵管造影検査は検査と治療の両方を踏まえているので
    不妊治療クリニックへ通ったら必ずやったほうが良い検査です。

    不妊治療の登竜門って言っても過言ではない!

    それでは、実際に卵管造影検査を受けてどうだったか?実体験をお話していきますね。

    1日目:卵管造影検査を受けてどうだったか?実体験レポ

    クリニックにもよるかと思いますが
    私の通っているクリニックでは麻酔を使って受けることも出来ます。

    しかし看護師の方から「痛いかどうかも、詰まっているか?の判断材料になる」ので麻酔は使わないほうがいい。
    「出産のほうが痛いですし。」と言われ麻酔は使いませんでした。

    さっそく、みんなが気になる痛みについてですが

    インスタグラムなどで、耐え難い痛みであった。
    と書いている方もいますが


    私の場合、全くの「無」で痛さはなにもなかったです。

    体感時間は、2分~3分ですぐに終わります。

    傷みがなかったため
    何も問題がなく「ゴールデン期間」これでゲット!と思っていました・・・。

    痛みがなくて良かった~と思ってたけど、検査結果は最悪だったのよ~。

    2日目:卵管造影検査を受けてどうだったか?実体験レポ

    2日目に造影剤の拡散状態を見るためにレントゲンを撮りに行きました。

    すると
    「造影剤がかなり残っているな・・・」
    と言われてしまいました。

    遅い人で1年くらいは造影剤が残る場合もあるが
    残っていても基本的には、問題がないということで、気にしていませんでした。

    この、造影剤の残り」が後々、入院の問題へ繋がっていきます。

    卵管造影検査の結果について

    1日目、2日目と検査が終わり結果を確認したところ

    右側:詰まっている
    左側:管が広がっている

    まさかの、最悪な結果でした。
    卵管造影検査自体は、痛みはなかったですが
    痛みがなかったからといって、検査結果が良好というわけではありませんでした。

    別日で、「子宮鏡通水検査」を受けることになり予約もをとって、クリニックを後にしました。

    そこから、数日後に体に異常が・・・・。

    卵管造影検査から約14日後・・・。激痛に襲われる。

    普段、生理が4日~7日で終わるのに、なぜか10日以上出血が止まりませんでした。

    そして、腹痛におそわれました。
    最初は、生理痛に近い痛みだったので、数日はロキソニンで凌ぎましたが
    3日ほど経つと耐え難い痛み。痛みで歩けない。無理!死ぬ!
    と、限界突破した状態に突如なり
    日曜日でしたが、救急体制のある病院へ行きました。

    歩くことさえままならないので、タクシーを呼んで病院へ。

    我慢できない痛みで、声を出さずにはいられない状態になり
    「痛い。痛い。痛い。」と連呼。

    MRIで状態を確認しようとしたのですが問題が発生。
    子宮卵管造影検査で、造影剤がかなりの量残っており確認できませんでした。

    血液検査も行いましたが、問題なし。

    鎮痛剤と座薬で、痛みは引き下された診断が、「胃腸炎」ということで、抗生物質の薬を処方され帰宅しました。

    この段階で「胃腸炎」と診断されたことで、また痛みの苦しみを味わうことになります・・。

    救急病院から5日後・・・2度目の腹痛再来

    処方された薬がなくなった頃にまた、腹痛におそわれました。
    この段階では、まだ我慢できる生理痛程度の痛みでした。

    地元で大きい病院で「胃腸炎」と診断されていたため
    同じ病院ではなく、近くの町医者の内科へ診療を受けに行きました。

    病院までバスで10分かかる距離なので、面倒くさくて駅近の町医者を選びました・・・。

    内科の先生へ事情を説明

    卵管造影検査を受け、その後、腹痛があり病院で胃腸炎と診断された。
    しかし、また痛みが出てきた。
    と説明をしたところ「腹膜炎」ではないか?ということで薬を処方されました。

    “胃腸炎でなく、腹膜炎?どういうことだ?”

    と思いながら、その日は帰宅。

    内科受診の翌日・・・3度目の腹痛再来(激痛)

    町医者の内科にて、薬を処方されたのにも関わらず翌日に、激痛が走りました。

    フルタイムで仕事をしており定時は18時まで・・・
    しかし、17時の時点で痛み始めたため「これはまずいかもしれない・・・」と思い、念のため旦那へメール連絡。

    旦那の職場と私の職場が近いため、定時の18時に最寄り駅まで迎えに来てくれることに。


    定時ですぐに会社を出て、旦那と合流。
    合流した瞬間、安心してしまったのか、我慢できないほどの痛みにレベルアップ・・。

    病院へ行く選択を取る事に。
    金曜日の夜だったため、またもや救急体制のある病院へ電話。

    病院に行くまで、電車で30分+タクシー10分

    電車に乗り始めて10分で立っていられないほどの痛みになり
    電車で向かうことが困難になりました。

    途中で移動手段をタクシーに変え、病院まで行きました。
    病院で、鎮痛剤を入れてもらうまで歩けないほどの痛みで発狂しました。

    激痛の中、病院についてからどうなったか?

    前回行った、MRIの検査をまたやると言われ、半ギレ(笑)


    「前回、造影剤で見えなかったものが見えるようになってるのか?」と。

    今回は、特殊な液体(確か、造影剤?)を血液から投入されMRIを受けることに。
    ちなみに前回は、液体の投入はありませんでした。

    検査結果

    鎮痛剤+座薬パワーで痛みが引いた頃に医師に呼ばれ検査結果を言われたところ

    「骨盤腹膜炎」

    と診断されました。
    さらに追い討ちをかけるように

    「今から、入院してください」

    卵管造影が引き金で、骨盤腹膜炎になった

    完全に、卵管造影検査の影響です。


    医師の話によると、卵管造影検査の際に
    造影剤を入れたときに、菌が一緒に骨盤のほうへ流れてしまい「骨盤腹膜炎」になったとのこと・・・。

    卵管造影検査を受ける前に
    感染症にかかっていないか?確認したのにも関わらずです。

    感染症検査を受けて、1カ月の間で、感染症になったのか・・・
    それとも
    ちゃんと検査されていなかったのかもしれない・・・

    なんてこと考えました・・・。

    不妊治療クリニックへの不信感が出始めた。

    骨盤腹膜炎で入院し治療の内容や費用について

    点滴から、抗生剤をいれての治療でした。
    抗生剤が合えば、5日で退院でき、もしも合わないと長引くようです。

    私の場合、5日で退院することができました。


    点滴を打っている間、痛みもないので、病室で少し仕事をしつつも、株の本を読んでいたので続きを読んだりと自由な時間を過ごしました。

    骨盤腹膜炎でかかった費用

    • 医療費の総額:219,350円
    • 支払った額:79,830円(65,805円)

    ※個室にしました。
    個室にするとランクにもよりますが1日×約1万円高くなりました。
    大部屋満室のタイミングが数日重なったので、個室代は1日だけ取られました。

    戻ってきた金額

    • 高額医療費制度により:15,800円
    • メットライフ生命の保険給付金:75,000円

    合計:90,800円


    お金が戻ってきたのでかかった費用は、実質10,970円となりました。

    しかし

    1回目の緊急外来で2万ほど、かかったのと町医者の内科やタクシー代など踏まえると、決してプラスにはなっていません。

    卵管造影検査を受けて最後にまとめ

    『骨盤腹膜炎』になる人は、稀なのかもしれませんが
    卵管造影検査後に腹痛があったら、すぐに疑った方がいいです。

    私の場合、造影剤が残っていたため早期発見することができませんでした。

    その後の通院もあり
    卵管造影検査も含めると4か月間もの間
    避妊期間を設ける羽目になりました。

    不妊治療をしている間の、4カ月はとても長いです。
    卵管造影検査によりゲットできるはずの「ゴールデン期間」も無駄になってしまいました。

    『骨盤腹膜炎』完治後に
    今度は『子宮内膜炎』になり、さらなる追い討ちをかけられました。

    子宮内膜炎について

    不妊治療を始めてから、辛い事の連続です。
    全てが、卵管造影から始まったような気がします。下記記事もご覧ください。

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