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りりな

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    【米国株】株価が10倍になる『テンバガー』!銘柄探しのコツ&投資資金の増え方について解説

    りりな

    今回の記事は、すでに米国株を始めている方のステップアップを目的とした記事です!

    突然ですが、みなさんは「テンバガー」という言葉を聞いたことがありますか?

    基本的には短期・中期投資家さんに好まれるジャンルなのですが、「急成長の見込みがある」という面で長期投資家さんも知っておきたいものなのです。

    そこで今回は、

    • 「テンバガー」という言葉の意味
    • テンバガー達成銘柄
    • 探し方とメリット、デメリット

    などについてをご紹介していこうと思います。

    この記事を書いた人

    りりな

    • 結婚4年で資産3,000万円を達成。投資診断士/資産運用検定2級を取得。
    • Instagramフォロワー数27万人超。主婦にやさしい家計管理×投資情報を発信中
    • 大学のお金の授業や、マネーフォワード「お金のEXPO」へ講師として登壇。資産運用検定2級の知識を活かし、各証券会社メディア・テレビ・ラジオ番組などへ多数出演
    • 著書「主婦にやさしいお金の増やし方BOOK」累計4万部を突破

    この記事を書いている私は、投資歴6年以上です!失敗も経験しながら、主婦でもできる堅実な資産運用をしています!将来になんとなく不安がある・・と言うあなたに、分かりやすく資産運用の方法をお伝えしますね!

    もくじ

    「テンバガー銘柄」とは?

    テンバガーとは、株価が10倍になる急成長を見せる大化け株のことです。

    「テンバガー」という言葉の意味

    「テン」は英語の10、「バガー」は野球用語の塁打のことを指しています。

    りりな

    直訳すると「10塁打」ですが、そんなもの存在しないしあり得ないですよね。

    でも、そのくらい「あり得ない成長をする銘柄」がある!

    つまり10倍以上のあり得ない成長をした銘柄=テンバガー、ということです。

    冒頭で短期・中期投資家さんに好まれるとしましたが、テンバガーの達成の明確な期間は定められていません。

    つまり、10日で達成することもあれば、10年かけて達成する銘柄もあるのです。

    りりパパ

    もちろんリスクはあるんだけど、今後ゆっくりでも株価が10倍になってくれる銘柄を探してみるのもアリ!

    このような目線で言うと、僕たちみたいな少額・長期投資家の投資対象としても良いかもしれないね。

    もちろん日本にもテンバガーを達成している企業は多数あります。しかし、経済成長率が高いアメリカの方がテンバガー銘柄が生まれやすい傾向にあるのです。

    テンバガーを達成している銘柄を紹介

    米国株でテンバガー以上を達成している銘柄を見てみましょう。

    スクロールできます
    銘柄業務内容倍数2009年末 終値2019年11月
    ドミノピザ飲食店37倍7.43ドル276.31ドル
    ネットフリックスネット動画配信36倍7.95ドル288.03ドル
    インダストリーズ洗濯機販売30倍1.16ドル34.4ドル
    マーケットアクセス債券取引システム28倍12.43ドル343.73ドル
    イグザクトサイエンシズ医療検査材メーカー25倍3.34ドル84.23ドル
    参考:アメリカの「株価10倍」達成ランキング

    ドミノピザやネットフリックスは、日本人のわたしたちでも馴染み深い銘柄ですよね。

    これらの結果はリーマンショック後、2009年から2019年までの10年間で10倍以上を達成しています。

    りりな

    ここでは過去の成長率が高い5銘柄を紹介しているけれど、株価が5倍〜10倍になるような銘柄は珍しいものではなく、たくさんあるんです!

    そして2022年現在、このデータで1位だったドミノピザの価格は390.28ドル(2022年8月27日現在)。なんと、52倍もの価格上昇を見せているのです。

    りりパパ

    「テンバガーの価格上昇は一瞬」と言われることもあるけれど、中にはこのようなお宝銘柄もある…!

    2009年からポートフォリオにドミノピザを入れて持ち続けている方は、含み益だけでなく配当金ももらい続けられているんだね。

    テンバガー銘柄探しのメリットとデメリット

    株価が10倍になるという魅力的なテンバガー銘柄ですが、もちろんメリットともにデメリットも存在しています。

    特に注意したいのは、「米国株投資」の括りの中でも最もリスクが高い投資の方法であると言う点。

    りりな

    以下の点をしっかりと確認し、怖いと感じたらやらない勇気も大切。
    やる時は絶対に少額から!

    資金を大きく増やすことができる

    テンバガー銘柄最大のメリットは、少額からでも資金を大きく増やすことができる可能性があると言う点です。

    長期で持ち続ける場合の株価自体の値上がりはもちろん、配当金が出る場合はずっと受け取り続けることが可能です。

    息子

    投資は、企業の成長に期待してお金を出資すること。

    アメリカの経済成長率であれば、自分が期待して出資した中小企業が数年後の大企業となる可能性も十分にあるよね。

    決算書の読み方などを勉強することができる

    これは初心者さんにとっては時にデメリットとなることもありますが、テンバガー銘柄探しでは日米に関わらず決算書を確認することが必要です。

    決算書には企業の業績が掲載されており、全世界の投資家は投資判断をする際に必ずこの決算書を確認しています。

    最初は少し難しいかもしませんが、一度覚えてしまえば一生使える投資の知識となりますね。

    りりな

    基本は数字の比較だから、そこまでハードルは高くないと思います。

    文章はPCやスマホの翻訳機能でなんとなく読むところから始められるとGood!

    損失を被るリスクが高い

    上でも触れましたが、テンバガー銘柄探しはハイリスク・ハイリターンの投資。

    つまり、「数を打てば当たる」「なんとなく色々な銘柄を買い集める」という方法を続けていると株価が逆に10分の1になってしまう・上場廃止となってしまう銘柄に当たってしまうことも考えられます。

    利益は少額でも良いから、絶対に損失を出したくない!という守りの投資スタイルの方には向かないと言えます。

    りりパパ

    テンバガー狙いで投資をする銘柄は、ある程度狙いを定める・かつ少額で投資をするのが良さそうだね。

    りりな

    余剰資金がない場合もできれば控えたい!

    まずはつみたてNISAや米国のGAFAMなどで投資の基盤を作ってからがおすすめです。

    テンバガーは消去法で探す!『テンバガーにならない銘柄』はどれ?

    テンバガー銘柄は、10倍になってから買うものではなく10倍になる前に買うもの。つまり、自分でテンバガー候補を探す・見極める力が必要になります。

    テンバガーを探す際は、まず1番に消去法を考えるのがおすすめ。

    ここからは、まず『テンバガーにならない銘柄』を3つ解説していきます。

    ①優良大型株

    テンバガーにならない銘柄の特徴の1つ目は、現段階で優良・大型すぎる銘柄です。

    代表的な例は、米国のGAFAMですね。

    • Google
    • Apple
    • Facebook
    • alphabet
    • Microsoft

    これらは世界を代表する大企業ですがここまで大きく成長してしまっている銘柄がさらに10倍になるか?というと、なかなか難しいことが多いです。

    りりな

    もちろん、可能性はゼロではない…けど、テンバガーを期待して投資するのは微妙かも。

    優良・大型株は安定性があるので、つみたてNISAなど普通の長期投資対象としてポートフォリオに組み込むのがおすすめ!

    ②低成長株

    低成長株とは、未成長の株ではなく「現状維持」が続いている企業のことを指します。

    日本企業は安定を好むので大企業にも低成長株が多い傾向にありますが、経済成長率が高いアメリカには少なめです。

    このような企業も、テンバガー狙いというよりも長期投資のポートフォリオに組み込むのが向いていると言えますね。

    ③市場関連株

    市場関連株は、市場取引価格や流動性が株価に大きく影響をしてくる銘柄のこと。例を挙げると、鉄鋼・非鉄・石油・繊維・紙・パルプ…などの素材産業ですね。

    これらはある程度相場が決まってしまっているので、1社だけ10倍に伸びるということは考えにくいです。

    りりな

    最近のコロナショックやロシア・ウクライナ情勢で値段が上がるものもあるけれど、テンバガー候補と見るにはリスクが高すぎて危険。

    上がる確信がある方や投資に慣れている方以外は、このような銘柄は候補にしなくてOK!

    テンバガー候補探しの2つのポイント

    続いて、テンバガー候補探しのポイント2つについても解説していきます。

    基本的な探し方は、

    1. IPO(新規上場)銘柄から探す
    2. 3ヶ月に一度の決算を確認する

    という方法です。

    それぞれについて詳しく確認していきましょう。

    ①IPO(新規上場)銘柄から探す

    IPO銘柄とは新しく市場に上場し、一般の投資家が自由に投資できるようになる銘柄のこと。

    米国市場の上場基準は日本よりも厳しい基準があり、それらをすべてクリアしている優秀な企業しか上場することができません。

    つまり一言で言うと、今後の伸び代がある企ということですね。

    りりな

    上場するというだけで投資家からの注目を浴びるので、価格が一気に上がりやすい!

    過剰な注目を浴びた結果数日〜数ヶ月で価格が落ちてしまう銘柄もあるのですが、中には本当に実力があり大きく伸びる企業も紛れています。

    GAFAMをはじめとした米国の有名企業は、どれもこの「新規上場」からスタートしています。

    IPO投資に今から目を光らせておくことで、将来の大企業の株を安くゲットできる可能性があるのです。

    りりパパ

    新規上場株(グロース株・成長株)はとにかく伸び代に期待!

    ②3ヶ月に一度の決算を確認する

    IPO銘柄をいくつかチェックした後は、決算書を確認してみましょう。

    良い決算・市場から高く評価される決算のポイントは、以下の通りです。

    「良い決算」とは?
    1. EPS(1株あたりの利益)
    2. 売上高
    3. 企側側のガイダンス(今年度決算予想含む)

    これらの3点が市場予想を上回ると高く評価されます。反対に、1つでも下回ると「期待はずれ」と判断され良い決算とは言えなくなってしまいます。

    決算書にはこれ以外の情報も掲載されますが、テンバガー銘柄探しでまず最初に見るのはこの3つです。

    りりな

    最初に全て覚えるのは難しいので、「こんなところを見るんだな」程度で知ってもらえれば十分!

    テンバガー銘柄探しはハイリスク。始める時は少額で!

    今回の記事では、米国株のテンバガー銘柄投資について

    • 「テンバガー」という言葉の意味
    • テンバガー達成銘柄
    • 探し方とメリット、デメリット

    など基本的な部分について解説してきました。

    りりな

    私のブログを読んでくれている方は最近投資を始めた・これから投資を始めるという方が多いと思うので、急いで始める必要は全くありません。

    本記事は、

    • つみたてNISAやジュニアNISAなどの非課税枠投資
    • 優良大型株への投資
    • 高配当株や優待株への投資

    などで資産運用の基盤を作っており、かつ資金に余裕がある方・他の投資に興味が出てきた方の一つの選択肢となるといいな…という思いで更新しています。

    りりパパ

    今後投資の幅を広げていきたい方は、ぜひテンバガー銘柄についての勉強もしてみると良いかも!

    上でも解説してきた通り、テンバガー銘柄探しはハイリスク。

    きちんと知識をつけた上で、まずは少額から少しづつチャレンジしてみてくださいね。


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    りりな

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