- 新NISA、まずはつみたて投資枠で投資をすべきということは分かったけど…実際、どの銘柄を買えば良いのか分からない
- 銘柄選びの方法や基準が分からない
本記事では、このような悩みを抱えている方に向けて「守りの投資信託の選び方のポイント」をご紹介しています。
この記事を書いた人
りりな
- 結婚4年で資産3,000万円を達成。投資診断士/資産運用検定2級を取得。
- Instagramフォロワー数27万人超。主婦にやさしい家計管理×投資情報を発信中
- 大学のお金の授業や、マネーフォワード「お金のEXPO」へ講師として登壇。資産運用検定2級の知識を活かし、各証券会社メディア・テレビ・ラジオ番組などへ多数出演
- 著書「主婦にやさしいお金の増やし方BOOK」累計4万部を突破
この記事を書いている私は、投資歴6年以上です!失敗も経験しながら、主婦でもできる堅実な資産運用をしています!将来になんとなく不安がある・・と言うあなたに、分かりやすく資産運用の方法をお伝えしますね!
当記事は、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではありません。また、株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。
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新NISA【つみたて投資枠】の銘柄選びのチェックポイント
新NISAは、政府が「家計の安定的な資産形成を推し進める」ということを1つの目的として作られた制度。
リスクの高い投資よりも、まずは守りとなる資産を固めたい!と私は思っています♪
そこでまずは、私が守りの投資信託選びをするときにチェックする4つのポイントを簡単にご紹介します。
①分散性:どのくらい分散ができているか
1つ目は、分散性。
投資信託の分散先の例としては、以下のようなものがあります。
- 国の分散:日本、アメリカ、イギリス、フランスなど、投資先の国。「先進国」「新興国」の括りで見ることもできる。
- 企業規模の分散:小規模・中規模・大規模企業
- 投資先の分散:株式、債券、不動産(リート)など
これを踏まえた上で、投資信託の銘柄を見てみると…
- アメリカの中規模・大規模企業500社のみに投資
- アメリカの中小企業から大企業まで4,000社含んでいるもの
- 全世界の株式3,000社に投資するもの
- アメリカトップのハイテク企業10社のみに投資するもの
- 株だけでなく債券、リートに分散投資できるもの
などなど、さまざまな選択肢が見えてくるんです。
数だけで言ったら、10社のみよりも3,000社の方が分散性が高い。
国だけで言ったら、1国に集中よりも全世界の方が分散性が高いね!
100%株への投資か?
債券・リートも含むか?ってところでも分散性は違うよね。
②投資内容と商品:リスクの高さ・低さが決まる
2つ目は投資内容と商品です。
①で少し触れましたが、投資の選択肢は「株」だけでなく「債券」「不動産(リート)」などがあります。
例えば、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)だと、基本構成割合はこのようになっています。
色々な資産がバランスよく取り入れられていることが分かりますね!
対して、投資信託ランキング上位に入っている銘柄の多くは株式100%であることが多いです。
リターン(リスク)が大きい順
- 株式
- リート
- 債券
リスクを抑えたい!という方は、投資方針をしっかり見た上で「投資先」を確認しておきたいところです。
③銘柄の運用方針:そのファンドの値動きが予想できる
3つ目は、銘柄の運用方針。
そのファンドの値動きの「幅」を予想することができます。
- インデックスファンド:株価指数(日経平均やS&P500など)に連動した銘柄。市場の値動きに乗った投資ができる。指数によって値動きが小さいもの・大きいものがある。
- アクティブファンド:運用会社・マネージャーが独自の判断で取引をし、インデックスファンド以上の収益を目指すファンドのこと。基本的に全てリスクが高い。
私は基本的にアクティブファンドは選びません。
インデックスファンドの中で銘柄を選ぶ時には、必ずその指数の値動きをチェックします!
- 値動きが小さい指数に連動する銘柄…比較的ローリスク・ローリターン
- 値動きが大きい指数に連動する銘柄…比較的ハイリスク・ハイリターン
その銘柄が目標としている連動指数をチェックすれば、値動き幅が予想できるよ!とくに、過去の暴落時の値動きは要チェック。
eMAXIS Slim 全米株式なら、連動指数はアメリカのS&P500だね。
④分配金:「分配金ありが正義」ではないかも?
4つ目にチェックしておきたいのが、分配金の有無です。
投資信託・ETFには分配金が出るものもあり、一見「分配金があった方がお得そう!」と感じる人もいるかもしれませんが…この考えは危険。
配当金と違い分配金は、「その銘柄が損失を抱えている時も、資産そのものを削って分配金を出している=評価額が下がる」という状態になります。
つまり…分配金を出すことで、銘柄そのものの資産額が減ってしまう!
対して分配金なしの銘柄は、投資者が分配金を受け取ることはありませんが、
- 利益が出ている時…全額強制的に再投資資金になる=銘柄の評価額が上がる
- 利益が出ていない時…身を削って分配金を出す必要がないので、評価額がガクッと下がる要因がない
こうやって考えると、分配金ありの銘柄に投資をすることが100%正義!というわけではないかもしれませんね…。
新NISA【つみたて投資枠】りりなが検討した3銘柄はコレ!
新NISAのつみたて投資枠の銘柄候補として、りりながチェックしていた銘柄は以下の3つです!
- eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)
→アメリカの中規模・大規模企業500社に分散投資ができる。株式100%。この中で1番ハイリスクハイリターン。分配金はなし。 - eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
→全世界の企業3,000社に分散投資ができる。株式100%。この中ではミドルリスク・ミドルリターン。分配金はなし。 - eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
→全世界の株式・債券・リートに分散投資ができる。債券が含まれているため、この中では1番ローリスク・ローリターン。分配金はなし。
3つの共通点はインデックスファンド、分配金なし、分散性が高いという点。
このような銘柄が「守りの資産」としては最適と考えているので、この3銘柄をチェックしていました。
新NISA【つみたて投資枠】りりな家の積立銘柄を公開
結果、私が新NISAの投資銘柄として選んだのは…②のeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)です!
欲を抑えて、平均点を狙う作戦!!
1つの銘柄で全世界に投資できるので、あえてこのオールカントリー1つでつみたて投資枠を埋めることにしました。
ちなみに、他の2つを選ばなかった理由としては…
- eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)
→リターンもあるけど、それなりのリスクもある。旧つみたてNISAでは買っていたので持っているし、オールカントリーの6割はアメリカ株なので、オールカントリーでも十分かなという判断。 - eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
→ローリスクなのは魅力だけど、私はまだ30代なので老後まで時間があり、リスクが取れる!年齢的にも、せっかくの非課税枠を債券で埋めるのはちょっと勿体無いかな?という判断。50代くらいからの運用だったらこっちを選んだかも。
こんな感じです。
まとめ
本記事では、「守りの投資信託の選び方のポイント」をご紹介してきました。
取れるリスクとひとくちに言っても、年齢・性別・家族構成・家計の状態など人それぞれなので、安易に「この銘柄がおすすめ」とお伝えすることはできません。
だからこそ、本記事の内容を参考に、自分に合った守りの銘柄選びをしてみてくださいね!
「守り」と言っても損失が出ないわけじゃない。
自分のお金は自分で守る!という意識をしっかりと持って銘柄選びをしようね!
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