投資を始めたは良いものの、NISAの対象となっている投資信託はとても多いため「何を買えば良いの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、初心者さんがいきなりNISAで買うのにはおすすめできない投資信託の特徴3選をご紹介します。
この記事を書いた人
りりな
- 結婚4年で資産3,000万円を達成。投資診断士/資産運用検定2級を取得。
- Instagramフォロワー数27万人超。主婦にやさしい家計管理×投資情報を発信中
- 大学のお金の授業や、マネーフォワード「お金のEXPO」へ講師として登壇。資産運用検定2級の知識を活かし、各証券会社メディア・テレビ・ラジオ番組などへ多数出演
- 著書「主婦にやさしいお金の増やし方BOOK」累計4万部を突破
この記事を書いている私は、投資歴6年以上です!失敗も経験しながら、主婦でもできる堅実な資産運用をしています!将来になんとなく不安がある・・と言うあなたに、分かりやすく資産運用の方法をお伝えしますね!
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初心者さんがNISAで買ってはいけない投資信託の特徴3選!
まずは早速、初心者さんがNISAで買ってはいけない投資信託の特徴3選をご紹介します。
①リスクが高すぎる銘柄
1つ目に注意したいのが、リスクが高すぎる銘柄。
具体的にどんな銘柄がリスクが高いのか?と言うと…分散性が低い銘柄と考えると分かりやすいかもしれません。
実際に私が投資している2つの銘柄で、分散性の違いを見ていきましょう!
- eMAXIS Slime 全世界株式(オールカントリー)
→世界の3,000社に分散投資 - iFree NEXT FANG+インデックス
→アメリカのテック企業10社にのみ投資
どちらも「投資信託」として分散投資をしていることには変わりありませんが、世界の3,000社と、アメリカのみの10社では分散性は全く違いますよね…!
私は、リスクを承知でFANG+にも投資をしていますが、それはこれまでで守りの資産をしっかりと形成できているからです。
これから投資を始める初心者さんがメインの投資信託としで、FANG+のような分散性が低い&価格変動リスクが大きい銘柄を選ぶのは危険すぎると思っています。
初心者さんはまず、分散性が高くて価格変動リスクが小さい銘柄で「守りの資産」を固めていくのがおすすめ!
②信託報酬が高すぎる銘柄(アクティブファンド)
信託報酬というのは、投資信託を持っている間ずっとかかってくるランニングコスト。
投資信託はプロのファンドマネージャーが管理しているので、その管理のお礼・手数料と考えるとイメージしやすいかもしれません。
信託報酬の目安として、比較的安いのがeMAXIS Slime 全世界株式(オールカントリー)。2024年5月時点で、0.05%台となっています。
対して高いものだと、1%〜2%を超えてくるものも。
高い=それだけ銘柄の入れ替えがあって、手間がかかっている=アクティブファンドであることが多いです!
ファンドの運用に手間がかかり、信託報酬が高いからと言って「利益が出やすい」ということではありません。
むしろ、このようなアクティブファンドよりもeMAXIS Slime 全世界株式(オールカントリー)のようなインデックスファンドの方が最終的に結果が出ているというデータも多数あります。
上述した通り持ち続けている間にずっとかかるコストですので、「2%くらい…」と軽く見るのではなく、なぜ信託報酬が高いのか?それに見合った運用がされているのか?などをしっかりチェックしましょう。
インデックスファンドであれば、コストを抑えられるインデックスファンドがおすすめです!
③何に投資しているのか、自分で理解ができない銘柄
最後に気をつけたいのが「自分がよくわからない銘柄に投資はしない」という点です。
投資を始めたばかりのころは多くの人が冒険をしがちで、メジャーな銘柄よりも「マイナーな、あまり知っている人がいない銘柄の方が大きく利益を伸ばせるのでは?」と思ってしまいがち。
自分に合った銘柄探しをするのはとても良いことですが、しっかりと内容を理解してから買うようにしましょう!
証券会社の銘柄詳細ページにある「目論見書」に、投資先や値動きの目標、上位組入銘柄などが書いてあります。
目論見書さえ見れば、大体の方向性が理解できるはず!
初心者さんにおすすめの投資信託の銘柄は?
初心者さんにおすすめしたい、比較的リスクを抑えた運用ができる投資信託の銘柄は以下の3つです。
- eMAXIS Slime 全世界株式(オールカントリー)
→世界の3,000社に投資 - eMAXIS Slime 全米株式(S&P500)
→アメリカの500社に投資 - eMAXIS Slime バランス(8資産均等型)
→株だけでなく債券にも投資できる
上から下に向けて、過去の価格変動幅(リスク)が小さくなっていく順に並べています。
詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ併せてチェックしてみてください!
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NISAで買う投資信託、どうやって選ぶのが良いの?
ここからは、「どんな視点で投資信託の銘柄選びをすれば良いのか?」というのをご紹介していこうと思います!
自分や家族はどのタイプかな?っていうのを確認しながら読み進めてね。
【投資方針①】米国最強!今後もずっと期待したい!という人
「アメリカのさらなる経済成長に期待し、メインの投資先としたい」「投資先として間違いなさそうな米国大手企業をしっかりと組み入れたい」という方は、米国指標S&P500に連動している銘柄がおすすめです!
おすすめ銘柄
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
ここ数十年で一気にアメリカは世界一の経済大国として有名になりました。
代表的なテック企業を見てみると、Apple・Microsoft・Amazonなどなど…誰でも知っているような企業がたくさん!
このアメリカの技術が他の国に抜かされるか?と考えると…近い未来ではなかなか想像がつかない方も多いと思います。
ということで、アメリカの経済成長にこれからも期待したい!という方には、この3つの銘柄の中ではeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が1番方向が合っているといえそうですね。
【投資方針②】アメリカ以外にも分散しておきたい・平均点を狙いたい人
積極的に値上がり益を期待するというよりも、「とりあえずいろんなところに分散投資したい」「平均的な投資をしたい」という方の場合は、アメリカだけに限定せず世界中に投資をするというのも1つの方法です。
おすすめ銘柄
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
上で紹介した通り、オールカントリーの内訳は2024年1月時点で
- アメリカ株:6割
- その他の国の株:4割
となっています。
考えようによっては、経済大国アメリカにをメインにしつつ全世界に分散投資ができて、かつ時代の流れに合わせてリバランスをしていけるという良いとこどりの銘柄とも言えますよね!
株式のみで債券・REIT(不動産投資信託)は含まれていないけど、たくさんの企業に投資して平均点を狙うイメージです。
【投資方針③】年齢的にリスクを取りたくない人
40代後半以降から投資を始める人で、「年齢的に大きなリスクがとれないけど、資産運用はしておきたい!」と思っている方におすすめなのがこちら。
おすすめ銘柄
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
この銘柄の1番のポイントが「株よりもリスクが低い債券・REITにも投資ができる」という点。
上で紹介した2つの銘柄は、どうしても「株式1本への投資」になってしまいますが…eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)なら
- 分散先が「株」だけでなく「株・債券・REIT」になる
↓ - より価格変動リスクを抑えた投資ができる
↓ - 近い将来老後資金として使うお金を、比較的ローリスクで運用できる
こんなイメージで投資をすることができます!
初心者さんは、NISAで買ってはいけない投資信託の特徴を理解しよう!
今回の記事では、初心者さんがNISAで買うのに危険な投資信託の特徴3選をご紹介しました。
- リスクが高すぎる銘柄
- 信託報酬が高すぎる銘柄(アクティブファンド)
- 何に投資をしているのか、自分で理解できない銘柄
投資を始めたばかりの頃はこのような銘柄を避け、リスクを取りすぎず比較的安定した「守りの資産」を積み上げる運用を意識していくのがベストです!
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