こんにちは!りりなです。
いつもブログやインスタグラムを見てくださり、ありがとうございます。



今回の記事でお話したいテーマは、『少額投資について』です。
「投資は元手として大きな資金がないと始められない」と思っている方は多いと思いますが、実はここ数年で少額投資家さんのための制度やシステムが急速に充実してきているということをご存知ですか?
そしてこの少額投資は、お給料が下がり税金が上がりつつある現代で各家庭の資産形成のための重要な役割を担っています。
- まとまった自己資金がなくてもOK(つみたてNISA→1日100円から、個別株→数千円程度)
- 長期投資×複利の効果で少額から大きな利益が期待できる
- 目先の利益をとりに行くのではなく、将来のための資産をゆっくり形成したい人向け
そこで今回の記事では「投資って怖そうだけど、少額で始められるのであれば気になる…」という方に向けて、
- 投資を始めたきっかけと現在の考え方
- 少額投資のメリットとデメリット
- 2,000万円以上投資をしている私が今でも『少額で積立投資を続けている理由』
などについてお話ししていこうと思います。
少額投資を始めたきっかけと現在の考え方
私は、2018年に株式投資を始めました。
現在は初心者さん向けの情報が増えてきていますが、当時はそのような情報は全くナシ。
完全に手探り状態だったので、「少額で投資ができる」ということを知らない状態で投資をしていました。
そんな中、投資開始から2年後の2020年3月。コロナショック時の下落をまともに受けてしまったのです。


「相場は緩やかな右肩上がり」という言葉の元、一度に大金をまとめて投資していた私にとっては初めての大きな下落相場でした。



この時は大変だったね。
初めての大幅下落相場で、1日マイナス50万なんてザラだったし…。
毎日資産が減って、含み損だらけだったよね。
一般的には『下落相場=絶好の買い相場』と言われます。
しかし、下がっている今が買い時というのは頭で分かっていても、増えていく含み損に心がついていきません。
- 価格が下がることへの恐怖
- 資金的問題(少額投資できることを知らなかった)
この時の私には少額投資をするという選択肢はなかったので、ここで買うなら、また一度に大金が必要になってしまうと思いんでいました。
今後さらなる下落があるかもしれないこのショック相場で、さらに数十万、数百万という大金を投資することはできなかったのです。



でも、この実体験があったこそ少額投資の大切さに気づいたの!
「買える範囲で少しづつ買えば良いんだな」って。
下落相場に数十万円を投入するのは怖いけれど、1,000円づつ・1株づつ買っていくくらいだったら、そんなに怖くない気がしませんか?
少額投資は、精神的にも金銭面的にも
- 少額で買っておけば、そこからさらに下がってしまった場合もダメージはかなり抑えられる
- さらに下がったところで買い増せる
- 長期的にみると、下落相場での買いが大きなプラスに
と、良い影響を与えてくれることに気づけたのです。



こんな体験があったからこそ、今の我が家の投資スタイルが確立しているんだね!
そして何より「これから投資を始める初心者さんにも『少額投資』を知ってほしいし、どんどん広めていきたい!」という思いがあるので、投資に関することを発信し続けています。



投資は資金が増えるだけでなく、減る可能性も十分にあるんだ。
だからこそリスクについてきちんと考えてみると「少額の積み立て投資の継続」ということが大切だっていうことがよく分かるよね。
少額投資のメリット


2022年現在で総投資金額が2,000万円以上の我が家ですが、現在も大きな額の投資は避けてひたすらコツコツ投資を貫き続けています。
それはなぜなのか?というと、少額投資の方がトータルで見た時のメリットが大きいと思っているからです。
①自己資金が少なくても投資ができる
少額投資の1番のメリットは、「自己資金が少なくても、いつでも投資が始められる」という点です。
初心者さんの少額投資に一番おすすめできるのは「つみたてNISA」。
- 1日100円から投資OK
- ポイントで投資をすることも可能
- 投資で得た利益に対する税金支払い不要
- 投資金額変更、積み立て中断などがいつでも可能で自由度が高い
このようなメリットがある上に、時間を味方につける「少額非課税・長期投資制度」であるため、複利の効果で利益が雪だるま式に増えていくことが期待できます。



まずは「1日100円から始められる投資がある」ということを、皆さんにぜひ知ってもらいたいです!


また、すでに投資の勉強を始めている方の中には「少額投資はつみたてNISAのみ」と思っている方が多いようですが、決してそんなことはありません!
最近は日本・米国問わず企業の株が1株単位で購入できるようになっているため、「1株から購入OK」の証券会社を利用して少額の株取引をすることも可能なのです。



日本株は本来100株単位でしか取引ができないんだけど、実は1株から購入OKの証券会社は増えつつあるんだよ。
マクドナルドの株なんて、100株買ったら50万円くらいだけど1株づつ買うのなら5,000円!
これくらいの少額投資なら、始めやすい気がしない?
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②株価下落時でも買っていける
少額投資の2つ目のメリットは、「株価が下落している時でもひるむことなく買っていける」という点が挙げられます。
冒頭でも触れましたが、「暴落時は株価の買い時」。
しかし、暴落に巻き込まれている最中にさらなる大金を投資に投入することは、精神的にも金銭的にもかなり厳しいというのが実情です。



暴落時でも「少額だからこそ」恐怖心に打ち勝って購入することができるよね。
投資にはもちろん資金が必要ですが、実はそれと同じくらいメンタルも大切であると言われることが多いです。
今後また下落相場が来た時も
- 最悪、無くなってしまっても妥協できる少額
- 生活に支障が出ない範囲の金額
という点を意識して、少額投資を継続していけると良いですね。
③株価下落時でも、少額ならダメージを少なくできる
少額投資は、株価が下落してしまった時でもダメージを最小限に抑えることができるという特徴もあります。
【下落相場の始まりで、一気に100万円分の株を買ったAさん】
その後も下落が続き価格が半分に。
→評価損益はマイナス50万円(ダメージ大)、追加購入する資金なし。
→最初に購入した価格に戻っても±0円、利益は出ず精神的ダメージだけを負っている。
【下落相場の始まりで、まず1万円分の株を買ったBさん】
その後も下落が続き価格が半分に。
→評価損益はマイナス5,000円(ダメージ小)。
→下落している間、毎日コツコツ1万円ずつ買い集められる。
→最初に購入した価格に戻った時には、底値で買い集めていた分がすでに大きな利益に!



この例を見てもらうとわかるんだけど、少額投資には
①さらなる下落時でもダメージを最小限にできる
②価格が上向き始めると、早い時点で利益になり始める
という2つのメリットがあることが分かるね!
④複数の銘柄を買って、分散投資ができる
投資の基本は「長期・積立・分散」と言われています。



長期と積立はなんとなく分かるけど、なんで分散も大切なんだろう?



株や投資信託は、全ての銘柄が同じ動きをするわけではないよね。
例えば1つの銘柄に集中して投資していたとして、何らかの理由でその会社の株価が暴落してしまったら…?



なるほど!
分散投資は、リスク回避の意味合いがあるんだね。
「資金の分散」「時間の分散」どちらも分散投資と呼びますが、できればこの2つを両方取り入れれることが望ましいです。
- 一度購入したら、よほどの理由がない限り売らずに持ち続ける(持ち続けられる将来性が期待できる企業の株を買う)
- 今後しばらく使う予定のない資金のみ投資に充てる
分散投資に、焦りや無理なまとめ買いは禁物です。
この2つを意識するだけで資金・時間どちらも分散させることができ、より余裕を持った投資をすることができると言えますね。
⑤売却がしやすい
少額投資のメリットとして5つ目に挙げられるのが、売却に自由が効きやすいという点です。
ここまでもお伝えしてきた通り、大手証券会社で国内株を購入するときは100株単位でしか購入ができません。100株単位で購入するということは、売却も100株単位でしかできないということです。



そっか!100株単位で売らなきゃいけないから、50株売って50株手元に残す、みたいなことはできないんだね。



そうそう。
でも、1株単位で購入する少額投資なら、売却時も1株単位だから自由が効きやすいの!
1株単位で購入・100株単位で購入の際の違いについて、例を挙げて見てみましょう。
- 大手証券会社で100株ずつ保有の場合
エネオスホールディングス100株(単元株)で保有
↓
売るときも100株(単元株)で売却しなければならない。 - 1株ずつ保有の場合
エネオスホールディングス50株保有
↓
20株だけ売却し、30株は手元に置いておくのもOK



なるほど!これは確かに自由度が高いね。
少額投資家さんにとって汎用性が高いのは、1株づつ購入する方法なのかもしれないね!
少額投資のデメリット


様々な点から見てメリットが大きい少額投資ですが、少なからずデメリットも存在します。
「思っていたのと違った…」ということにならないためにも、投資を始める前にきちんとチェックしておきましょう。
①少額なので、価格が上がっても大きな利益に繋がりにくい
少額投資のデメリットは、自己資金が少ないため利益が出たとしても大きな利益にはなかなか繋がりにくいという点が挙げられます。



とはいえ、準備できる資金量やリスクを考えると仕方ないよね。
割り切って考えて、ひたすらコツコツ積み立てるのが大切!
特によくあるのが「少額で数回購入して、そのまま辞めてしまった」というケースです。これだと株価が大きく伸びても、あまり利益は期待できませんよね。
しかし、「少額でも時間をかけて積み立て続けていた」という場合はどうでしょう。
1回の購入金額は小さくても、辞めずにコツコツ積み重ねて大きな金額になっていた場合、それなりの利益が期待できますよね。
つまり、少額投資は「辞めずに長期間続ける」ということが特に大切なのです。
②つい色々な銘柄を買って、分散し過ぎてしまう
いろいろな銘柄に資金を分散しすぎて、管理しづらくなってしまうというケースもあります。
こちらは投資初心者さんにありがちな傾向で、少額の投資を始めると「安いからこれも、あれも1株ずつ買っておこう」という心理から来ることが多いようです。



確かに、1株数百〜数千円で買えちゃうのであればたくさん欲しくなっちゃうのはなんとなく分かる気がする…。



確かに分散は大切なんだけど、「分散しすぎて管理ができなくなる」っていうのが問題。
自分がどの株を持っているか、なぜこの株を買ったのか、どんなことを期待しているのかを把握できるくらいの量にとどめておくのがオススメだよ!
③証券会社によっては手数料が割高になる
株の少額投資は、証券会社によっては手数料が割高になることもあるため注意が必要です。
- 取引時間によって手数料の%が変動する証券会社
(時間外取引の手数料は、時間内取引の2〜3倍になることも) - スプレッド(売値と買値の価格差(証券会社の利益となる分))が発生する証券会社
- 1注文〇〇円までなら手数料300円、などの決まりがある証券会社
- 単元株(1株ずつの取引)手数料自体がそもそも割高な証券会社



少額で株投資をしたいのなら、証券会社選びはかなり大切!
「なんとなく」で選んでしまうと、知らないうちに手数料分でかなり大きい損をしてしまうかも…。
私の利用している証券会社とその手数料詳細は、記事の1番下で紹介しているPar2の記事で詳しく触れています。
少額投資がおすすめなのは、「下落時のリスクを抑えて長期投資ができる」から!
今回の記事では、
- 投資を始めたきっかけと現在の考え方
- 2,000万円以上投資をしている私が今でも『少額で積立投資を続けている理由』
- 少額投資のメリットとデメリット
についてご紹介してきました。



少額投資と言っても、私の結果を見て貰えば大きな運用額に成長することがわかると思います。
まさに「塵も積もれば山となる」!



一度に大きな利益を取りたい!という気持ちも分かるけど、投資の王道は「長期、積立、分散」。
少額投資でリスクを最小限に抑えて、将来のための資産形成を始めよう。
この記事を読んでくださった方の中には、「じゃあ、少額投資って具体的にどんなことをすれば良いの?」という疑問を持った方もいらっしゃるかと思います。
そこで、本記事のPart2では私が実際に取り組んでいる少額投資の方法や、利用している証券会社についてを解説しています。
「少額投資のやり方を知りたい!」と思ってくださった方は、ぜひPart2の記事もチェックしてみてください。
★ Part2はこちら!


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