つみたてNISA・一般NISAは2023年で制度が終了し、2024年から新しい「新NISA」制度が始まりました。
新NISAの情報は、以下のリンクからご覧ください♪
こんにちは、りりなです!
基本的にほったらかしのつみたてNISAなんだけど、実は5月から積立銘柄を変更したのでご報告です。
今回の記事では、
- なぜ積み立て銘柄を入れ替えたのか
- それぞれの銘柄を選んだ理由・購入ストップした理由
- 我が家の投資方針や投資対象の比較
- 投資方針別のおすすめ銘柄紹介
これらについてご紹介していきたいと思います。
この記事を書いた人
りりな
- 結婚4年で資産3,000万円を達成。投資診断士/資産運用検定2級を取得。
- Instagramフォロワー数27万人超。主婦にやさしい家計管理×投資情報を発信中
- 大学のお金の授業や、マネーフォワード「お金のEXPO」へ講師として登壇。資産運用検定2級の知識を活かし、各証券会社メディア・テレビ・ラジオ番組などへ多数出演
- 著書「主婦にやさしいお金の増やし方BOOK」累計4万部を突破
この記事を書いている私は、投資歴6年以上です!失敗も経験しながら、主婦でもできる堅実な資産運用をしています!将来になんとなく不安がある・・と言うあなたに、分かりやすく資産運用の方法をお伝えしますね!
2022年5月からの積立銘柄&我が家の投資方針を公開!
2022年5月から、つみたてNISAで購入している銘柄の積み立て設定を以下の内容に変更しました。
今までずっと積み立てを継続してきた
- ニッセイ外国株式
- ひふみプラス
2つの銘柄への投資を終了として、元々積み立てしていた上記4銘柄を増資しました。
★ 米国株投資:eMAXIS Slim米国株式・楽天VTI
・eMAXISSlim米国株式は、S&P500に連動していて 米国の代表的な上位500社へ投資できる。
→米国投資の軸としている銘柄!
・楽天VTIは、米国の上場している企業 約4000社へ投資できる。
→中小企業も含むため、今後大きく成長する可能性のある企業にも期待!
★ 先進国株投資:eMAXISSlim先進国株式
米国だけでなくヨーロッパへの投資も含めたい思いで選定した銘柄。
(72%は米国なので、少しだけでも…と思っての選定)
★ 新興国投資:eMAXISSlim新興国株式
リスクは高いけれど、中国・インドなど伸び代に期待できる国に投資して将来の大きなリターンを狙いたいため全体の20%に限定して組み込み。
なぜこの4銘柄を選んで残したのか?
というところを次の項目で紹介していくよ〜!!
この銘柄を選んだ理由について
①信託報酬が安い
信託報酬とは、投資信託を保有している間にかかり続ける運用コストのことです。
投資者から集めたお金を一つの大きな金額にまとめ、それを元手に証券会社のプロのディーラーが私たちの代わりに代行運用してくれているのが「投資信託」という商品です。
この中で発生する人件費や取引手数料、為替手数料など様々なコストを賄うため、代行運用のお礼として支払う金額が「信託報酬」と呼ばれており、ファンドによって高い・安いが異なります。
投資信託のシステム上信託報酬は必ず支払う必要があるものなのですが、ずっと払い続ける必要があるものなので投資家視点でみると安い(パーセンテージが低い)に越したことはありません。
一般的に、インデックスファンドの方が運営の手間がかからないためコストも安いの。
アクティブファンドは選定が大変&コストも高いから、初心者さんは迷わずインデックスファンドがおすすめ!
②バランス型でない
バランス型の投資信託は、それ一本で先進国・新興国問わず様々な国やジャンルに分散投資をすることが可能です。
しかし今回私が選択した銘柄はどれもバランス型ではなく、対象がある程度限定されているもの。
なぜこのような選択をしたかというと、私は自分で投資先の配分を決めて投資をしたい派だからです。
このような選択をするのは、勉強して投資の知識をつけてからでも全然OK!
バランス型が悪いっていうわけでは全くないし、むしろ投資初心者さんはまずバランス型を取り入れる方が安心できるよね。
なるほど!
この辺りは、投資に対する知識量を考えた上で選択すればよさそうだね。
積立をストップした銘柄と理由について
冒頭で
- ニッセイ外国株式
- ひふみプラス
これらの積み立てを停止したことについて触れましたが、ここからはこの2銘柄を積み立て停止した理由について解説していきます。
積み立て自体は停止しますが、どちらも良いファンドであり前向きな積み立てストップであるため売却はせず、このまま保有のみ続ける予定です。
①ニッセイ外国株式インデックスファンド
積み立てストップをした銘柄の1つが「ニッセイ外国株式インデックスファンド」です。
理由はマイナスなものではありません!
eMAXIS Slim先進国と内容やパフォーマンスが同じなので1つにまとめることにしました。
eMAXIS Slim先進国とニッセイ外国株式インデックスファンドの2つの銘柄の比較をしてみます。
eMAXIS Slim先進国 | ニッセイ外国株式インデックスファンド | |
---|---|---|
信託報酬 | 0.1023% | 0.1023% |
投資対象地域 | 日本を除く主要先進国の株式 | 日本を除く主要先進国の株式 |
連動目標指標 | MSCIコクサイ・インデックス | MSCIコクサイ・インデックス |
- 信託報酬
- 投資対象地域
- 連動目標指標
これらが全く同じなのが分かりますね。
つまり、これらのファンドは運用している証券会社が違うだけで、投資の方向性・パフォーマンスに大きな違いは出ない仕組みになっているのです。
内容とパフォーマンスがほぼ同じものであれば、まとめた方がスッキリ管理できそうだね。
②ひふみプラス
ひふみプラスの積立を停止した理由は、すでに個別株で日本に750万円ほど投資しているため、リバランス目的の積み立て停止です。
ポートフォリオの全体バランスを確認して、日本株は手持ちのものだけで十分と判断したから積み立てストップをしたの。
そもそも私がひふみプラスに投資していた理由が、「モンスター」という異名を持つ凄腕ファンドマネージャーさんが管理している銘柄だったからというのが大きいです。
この方は、2020年の株価大暴落を察して現金比率を高めるなどかなり良い仕事をしてくださる方で、現在もひふみプラスは国内での人気ランキング上位をキープしている評判の良いファンドです。
ひふみプラスは現在も良いファンドだと思っているのですが、私の現在の投資スタイルは「経済大国である米国へ多めに投資をする」というもの。
加えて日本の持株比率をみると「わざわざ投資信託を介して日本株に投資しなくても良いかな?」と思い、積み立てストップという結論に至りました。
このように、自分の投資方針・資産状況を定期的に確認し、本当にその銘柄が最適なのか?を判断・適宜銘柄入れ替えを行うことはより良い投資成績を目指すことに繋がると言えますね。
投資対象・銘柄の比較
続いて、投資対象(地域やジャンル)・銘柄の簡単な比較をしてみたいと思います。
①新興国への投資も組み入れる
以下の画像の黄色い折れ線グラフは、新興国関連銘柄の値動き(過去3年間)のチャートです。
ここまでの動きを見ると、先進国ほど良いパフォーマンスを出せていないことが分かりますよね。
それでも私は、新興国への投資をやめる予定はありません。
むしろ価格が停滞している今こそ積み立て時だと思っているよ!
新興国への投資を継続する理由としては、20年スパンでの長期投資が前提だから。
そしてその中でも、
- 中国
- 台湾
- 韓国
- インド
などが今後成長してくるのでは?と感じています。
もちろん、新興国に投資することは先進国よりもリスクが高いよね。
でも、ある程度の余剰資金があるなら「光る原石」だと思って投資をする勇気も必要なのかもしれないね!
②分散投資の重要性について
こちらの画像は、2012年から2021年の地域・ジャンル別の投資成績のまとめです。
それぞれ、年によってリターン結果が全く違うということが分かりますよね。
上がったら良いけれど、もちろん下がることもある。
年単位で下がってしまうと、大きな精神的負担がかかるよね…
確かに…。
これを見てみると、毎年持株全てが上がり続けるというのはちょっと難しそうだよね。
これらのリスクを軽減するために必要不可欠なのが「分散投資」です。
投資信託は元々分散投資ができる商品なのですが、冒頭でも少し触れた「バランス型以外のもの」を積み立てる時は
- 別の地域
- 別のジャンル
など複数の別ファンドを購入することが、より安定的な資産運用に繋がると言えますね。
自分で投資配分が判断できないうちは、バランス型ファンドの比率を高めにしておくのがおすすめかも!
投資方針別のおすすめ銘柄はどれ?
ランキングを見てみたんだけど、なんの銘柄を買えば良いのかイマイチ分からなくて実はまだ決めてないんだよね…。
そうだよね。上から全て目論見書を見て1から探すのも大変だし…。
そんな人のために、「投資方針別のおすすめ銘柄」を少しだけピックアップしてみたよ!
投資信託は「どの株を買うか」を自分で選定する必要がないのが強みですが、
- どこの国・地域に投資したいか(先進国or新興国or全世界)
- リスクを長地で新興国に投資・リターンを狙う
- できるだけ安定した成長が狙える米国に投資する
など、自分の中での大まかな方向性は最低限意識しておく必要があります。
「じゃあ、投資方針ごとにおすすめのファンドってどれなの?」と迷ってしまう方もいると思うので、そんな方のために投資方針別のおすすめ銘柄を紹介します。
- 米国株に集中投資したい人
→eMAXIS Slim米国株式
→楽天VTI - 全世界に分散したい人
→eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) - 債券・RIETにも分散したい
→eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
この中から一つ選ばなければいけないわけではありません。もちろん、全てに投資してもOKです。
大切なのは「自分のベースとなる方向性を決め、その銘柄の割合を高くする」ということ。
ベースに+@で組み合わせて購入している人も多いので、迷ったらこのような構成を真似して銘柄選びをしてみてくださいね。
ほったらかし投資も、時には「見直し」がおすすめ!
今回の記事では、私が「つみたてNISAの銘柄を変更した理由」についてをメインに紹介してきました。
- ポートフォリオ全体を見て、リバランスする必要があると感じた時
- 投資方針を変更する時
- 投資の知識がついてきた時
このようなタイングは、積み立て銘柄の入れ替えをするのに最適です。
この記事を読んでくださった皆さんは「ほったらかし投資でも、資産状況に合わせて銘柄組み替えが必要」ということが分かっていただけたかと思います!
ある程度知識がついてくると、自分の方針が固まってリバランスも安くなるよね。
以下の記事でおすすめ銘柄についても紹介しているから、迷っている方はぜひ参考にしてみてね。
銘柄選びには、その人の性格が出ます。今回紹介した銘柄以外にも数多くのインデックスファンドがありますので、自分に合った銘柄を探してみてください!
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