2023年までに買った（旧）つみたてNISA。
「2倍になったら売ったほうがいい？」
「老後まで持ってたほうがいい？」
売るタイミングが分からず、結局どうすればいいのか迷っている方、多いのではないでしょうか。
りりな自身のスタンスは、はっきりしていて…
結論、つみたてNISAは“20年間は売らない”と決めています！
もちろん、それがすべての人にとって正解とは限りません。
そこで本記事では、この考えに至った理由や、それでも売却を考えるときのポイントなどをまとめてみました！
この記事を書いた人
りりな
- 結婚4年で資産3,000万円を達成。投資診断士／資産運用検定2級を取得。
- Instagramフォロワー数28.6万人超。主婦にやさしい家計管理×投資情報を発信中。
- SBI証券・マネーフォワードのセミナーや資産運用EXPO、大学の講義等へ講師として登壇。ほか、各証券会社メディア・テレビ・雑誌・ラジオ番組などへ多方面へ出演。
- 著書「主婦にやさしいお金の増やし方BOOK」累計5万部を突破！
この記事を書いている私は、投資歴6年以上です！失敗も経験しながら、主婦でもできる堅実な資産運用をしています！将来になんとなく不安がある・・と言うあなたに、分かりやすく資産運用の方法をお伝えしますね！
つみたてNISAを「20年間保有し続ける」理由
2023年までのつみたてNISAは、20年間、運用益が非課税になる制度です。
この“非課税”って、ただ税金がかからないだけではなく、時間を味方につけられる仕組みだと私は思っていて。
相場って、短期で見ると上がったり下がったりするもの。
ですが長い目で見ると、世界経済が成長していく流れの中で、ちゃんと伸びていく傾向があります。
あと、なんと言っても複利の力がすごく大きいですよね。
利益が利益を生む、ってよく言われますが、それって10年～15年と時間がたってから本格的に効いてくるもの。
だからこそ、ちょっとやそっと下がったくらいでは売却しませんし、基本的に「20年間は売らない」というスタンスを貫いています！
りりなむしろ、放っておくくらいがちょうど良いと思ってる！
よくある3つの売却タイミング
とはいえ、皆さんが私と同じような家庭状況や年齢、価値観とは限らないですよね。
人生って色んなことが起きるし、人によってお金をかけたいと思う考え方は異なります。
たとえば、
- 教育費や住宅資金など、ライフイベントが来たとき
→ 子どもの進学、マイホーム購入、転職や介護など、大きなお金が必要になる場合。 - 目標金額に到達したとき
→ 「300万円貯まったら自分に投資したい」とか、「老後資金の一部として使う」といった目的がある場合。 - 資産が大きく増えたとき
→ 2倍になったら、元本だけ引き出して残りは運用し続ける場合。
このように様々な人がいますよね。
ここで大事なのは、“なんのために売るのか”が自分の中でハッキリしてること。
なんとなくじゃなくて、「これに使いたい」っていう意思があれば、それがあなたにとってのベストなタイミングなんだと思っています！
売るときに気をつけたい3つのこと
「明確な理由がないから」と売るのがダメなわけではありませんが、「いや、それちょっと待って！」と思う売却タイミングもあります。
そこで、私がよく見る“やっちゃいがちなNG”を3つまとめてみました。
NG① 不安で売ってしまう
相場が下がって「怖い…」って恐怖心でその場で売っちゃう。
ですが視点を変えればその瞬間って、実は“安く買えてるとき”でもあるんです。
りりなそのタイミングで手放すのは、すごくもったいないと思ってる…💦
NG② 理由もなく「上がったから売る」
「ちょっと増えたし、今のうちに…」って売ってしまうパターン。
でもそのあと「じゃあ次はどうする？」って迷っちゃうことも多くないですか？
目的のない利益確定は、「後でもっと高く売れたのに…」など、意外とストレスになることもあるので注意が必要です。
NG③ 周りの声に流される
「みんな売ってるらしいよ」「今が天井かも！」みたいな声、気になりますよね。
ですが、自分のお金の出口は、自分で決めるもの。
一番大事なのは、“自分の人生のタイミング”で売却することだと思っています。
売却が必要になった時は？
売却のタイミングについて色々と注意点を解説してきましたが、それでも売却が必要なタイミングがくると思います。
この時、操作が不安で動けない…っていう方もいるかもしれませんが、売却の手続きはとてもシンプル。
ざっくりいうと以下の流れです。
- 証券会社にログインして、つみたてNISA口座の一覧を確認
- 売却したい商品を選ぶ
- 売りたい金額または口数を入力
- 内容を確認して“売却”をタップ
- 数日後に指定口座へ入金される（だいたい2～5営業日）
ちなみに、商品によっては「信託財産留保額」っていう、売却時に少しだけ差し引かれるコストがかかることがあるため注意が必要です。
りりな基本的には、数回クリックするだけの作業なので、慌てずやれば誰でもできるよ♪安心してね！
まとめ：（旧）つみたてNISAの売却は、自分軸で考えるのがベスト
つみたてNISAの売却タイミングは人それぞれ。
私は「20年間は売らない」ってスタンスを決めてますが、それは「時間と複利の力」を味方につけて、つみたてNISAの旨味を最大限引き出したいからです。
もし売却タイミングを迷っているのなら、つみたてNISAは、未来の自分に向けてのプレゼントみたいなものだと思って、必要になったときに、安心して使えるようにそれまでそっと、育てておく。
そんなスタンスでも、いいんじゃないかなと思っています！
