「マイナス補填」はしなくてOK
りりパパ
例えば、1万円投資をして…
それが8,000円になってしまったら「マイナス2,000円」ってことだよね。
この時、2,000円を追加投資すべきなの?
結論から言うと、「マイナス補填の投資」はしなくてOKです!
仮に1万円投資したものが8,000円になってしまった時、+2,000円を追加することはできますが「評価損益-2,000円」という表示は変わりません!
投資した合計金額に対する「現在の損益」が表示されているため、そもそも投資においてマイナス分を補填するという概念は捨ててしまいましょう。
損失が出ている時=安く買えるタイミング!
特に長期の積立投資(つみたてNISAなど)は、損益に関係なく毎月同じ金額を積み立てていくことに意味があります。
あなたがこれから毎月1万円を投資すると仮定して、以下の表を見てみてください。
投資する月 | 1口当たりの金額 | 投資金額 | 購入できる口数 |
---|---|---|---|
1月 | 1,000円 | 1万円 | 10口 |
2月 | 1,250円 | 1万円 | 8口 |
3月 | 500円 | 1万円 | 20口 |
- 「1口」と表すのは投資信託の数え方ですが、基本的に考え方そのものは個別株投資でも同じです!
上の表を見ると、2月と比べて3月に価格が大きく下がっているのが分かると思います。
この時、口座の評価損益を見ると「マイナス」となっている状態。
しかし気にせずに3月も1万円投資すると…2月は8口分しか買えなかったものが、3月は同じ1万円で20口も買えるんです。
価格が下がって慌てる気持ちはわかる!
けど、長期投資目線なら目先の価格変動で損切り・補填などは考えなくてもOKです。
個別株投資(高配当株・優待株)はどう考えれば良いの?
個別株投資に関しても、補填はしないと考えるのが基本。
その代わり、「安くなったから買い足し」はOKです。
例えば…
- 高配当株の場合:待っていたところまで価格が落ちたので、投資予算の範囲で買い足しをする(保有株数が増えると配当金も増える)
- 優待株の場合:現在50株しか持っていない→安くなったので50株買い足して合計100株にする(優待受け取り条件は、100株保有がほとんど)
いずれも「マイナスになったから補填する」のが目的ではなく「安くなったタイミングで保有株数を増やす」という考えj方になりますよね。
まとめ
- 投資において「補填」と言う概念は捨てた方が分かりやすい
- 損失が出ている時=考えようによっては「安く買えるタイミング」
- つみたてNISAは毎月ただひたすらコツコツと同じ金額で投資を続ける
- 個別株は、補填ではなく単純に「安くなったら買い足し」と考える
この4点を意識して、投資を継続していきましょう!