夫に内緒で投資をしたいなら?
前提として、パートナーがいる場合の投資は夫婦の価値観をすり合わせつつ進めるのが望ましいところ。
仮に理解を得られなくても、後々のトラブルを考えると「少額で投資しているよ」と声をかけておくだけでも違うとおもます。
しかし家庭状況によっては、どうしてもパートナーに内緒で自分のお金の範囲で投資をしたい…と考える方も居ると思います。
どんな経路で投資がばれるのか?何ならばれないのか?を確認してみましょう。
①NISA制度
1つ目の方法としては、NISA制度を活用すること。
2023年までならつみたてNISA・一般NISA・ジュニアNISA。2024年以降なら新しいNISAがその対象ですね。
なぜNISA制度を使うと夫にバレないのか?というと、そもそもNISA口座で投資をした分に関しては税金が発生しないからです。
税金が発生しない=確定申告不要・請求が来ることもありません。
ちなみにつみたてNISAで購入できる銘柄には配当金がないので、こちらは利益確定をしない限り専業主婦の扶養に関してを気にする必要もありません。
このような理由から、投資をしていることがパートナーに知られたくない場合の第一選択は、NISA制度になると思います。
②特定口座(源泉徴収あり)
- NISA口座の枠を全て使い切ってしまっている
- つみたてNISAをしているけれど、投資信託だけでなく個別株投資をしてみたい!
こんなパターンでは、口座開設の際に「特定口座(源泉徴収あり)」を選択しておきましょう。
特定口座(源泉徴収あり)は利益に対しての税金が発生しますが、証券会社があなたに変わって納税を済ませてくれる便利な口座です。
確定申告の必要はないですし、すでに証券会社から納税済みであるためいきなり自宅に税金納付書が届く・・なんてことはありません。
加えて利益額を気にしなくて良いのも魅力ですね!
しかし一点注意しておきたいのが、権利確定日後に「株式関係書類」が自宅に郵送されてくること。
この書類には企業名や株主総会情報、配当金の金額が記載されているので、家族に見られた場合は一発で「この企業の株を保有しているんだな…」とバレることになります。
つみたてNISAの投資信託にはこの書類はありません。
でも、特定口座で個別株に投資→権利確定日を跨ぐと届きます!注意!
まとめ
投資はパートナーにある程度の情報共有をしておくことが望ましいです。
しかしどうしてもできない!秘密にしたい!と言う場合は…
- まずはNISA口座をフル活用
- 扶養から外れたくない場合は、特定口座(源泉徴収あり)を選択すればいくら稼いでも問題なし。確定申告も不要。
(ただし、株式関連書類が郵送で届くことだけ注意が必要)
ということを覚えておきましょう。