つみたてNISAでの債券投資について
私はつみたてNISAで「債券」に投資するのは勿体無い!と思っています。
つみたてNISAの最大のメリットは「利益に対する税金を支払う必要がない」という点ですよね。
つまり、つみたてNISA制度を利用するのであれば大きな利益が出た方がお得になるということが言えます。
ここで、債券とeMAXIS Slim 米国株式のそれぞれの違いについて見てみましょう。
- 債券…損失が出るリスクが極めて低い代わりに、運用益(利子)がかなり少ない
- eMAXIS Slim 米国株式…変動リスクが高い代わりに、大きな利益が期待できる。(米国市場の経済声量は右肩上がり)
利益が出る可能性としては、eMAXIS Slim 米国株式の方が高いと言えますよね。対して債券はどのくらいの利益(利子)が出るかは事前に決まっています。
なるほど!つみたてNISAを利用するのであれば、より大きな利益が狙えるものを選んだ方が良さそうだね。
そうそう。
債券で守りの投資をしたい人は、つみたてNISAを利用せずに普通に購入(特定口座を利用)するが良いと思う!
例外について
つみたてNISAは、コツコツと長い時間積立と運用をしていくのが前提の商品です。
そのため、現在50〜60代以上の方で「長く運用できるか不安」という方の場合は例外として債券を取り入れるのも良いかもしれません。
50〜60代の方であれば、生活資金としてつみたてたお金をすぐに使う必要があるかもしれませんよね。
そのような状況であれば、「損失の可能性を最大限減らす」ことを最優先としてあえて債券を選んでもOKだと思います。
つみたてNISAで債券へ投資したい方へのおすすめは?
「まだ20〜40代で若いけれど、攻めの運用ばかりでは怖い!」という方もいると思います。
そんな方におすすめの銘柄が、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)。以下の8資産に均等に投資をしてくれる銘柄です。
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- 国内債券
- 先進国再建
- 新興国再建
- 国内RIET
- 先進国RIET
若い方でも、「できるだけ守りの資産を取り入れたい!」という場合は、eMAXIS Slim 米国株式とこの銘柄に分散投資をすることで利益も狙いつつ守りも固められるという投資方針を築くことができますね。
結論
- つみたてNISAでは、なるべく「利益を大きく増やす」ことができる銘柄を選びたい!(非課税枠を有効活用できる可能性が上がる)
- 債券にも分散投資したいのであれば、特定口座(確定申告不要の口座)を利用するのがおすすめ
- 年齢が高めの方・守りの資産運用をしたい方であればもちろんつみたてNISAで債券購入はあり