円の価値が落ちている今の考え方
結論から言うと、長期投資家の私は円安ドル高にあまり惑わされず投資を継続する考えです。
確かに今は、円の価値が落ちてドルの価値が上がっている状態。
でも今後は?下がるかもしれないけれど、上がる可能性も十分残っているよね。
例えば、2021年の年初のドル円価格は103円台付近に居ました。これは円高ドル安の状態だったと言うことが言えますよね。
そして現在はそこから30円以上上がり、135円も目前となっています。
ドル円の価格がここまで上がってくるまでの道のりで、110円、120円、130円…と節目が来るたびに「ドル高だ!」と騒がれて来ていましたが、結局大きく落ちることなく上昇を続けているのが現実です。
これは中長期で見た時の強い上昇トレンド。
と言うことは今後もこのトレンドが続く可能性が十分あるよね。
現在このような状況になってしまっているのは金利や経済など様々な要因があるのですが、簡単に言うと「今は円に対して投資する価値がない」と世界に思われてしまっていることが原因です。
と言うことは、この状況がすぐに円高ドル安に触れるって言うことは考えにくいよね…。
大きな経済改革をするか、長い時間をかけて改善していく他ないんだよね。
つまり、ドルが下がるタイミングは誰にも分からない=「待つ」と言う行為自体が損失に繋がる可能性があると私は考えています。
投資を始めるタイミングについて
上記でも触れた通り、現在の世界情勢も絡めてみると円安はすぐに改善しない可能性が高いです。
もし待つのであれば、
- ドル円がいくらになったらOKなのか
- 待っていたドル価格になった時、米国の景気や株価はどうなのか
この辺りをしっかりと自分で予想し、先読みができるのであれば良いかもしれません。
しかし冒頭でも伝えた通り先のことは誰にもわかりませんし、その間に何も行動を起こさなければそれは「機会損失」になってしまいますよね。
過去には、ドル円150円、200円、250円…なんて時期もあったんだよ。
為替価格がそこを目指しているとしたら…って仮定すると「ただ待つだけ」にも大きなリスクがあることが分かると思います。
結論
- 現在は円安ドル高局面だけど、そこまで気にしなくてOK。
- 「円の価値が落ちている」は事実だから、個別株に一気に大金を注ぎ込むのは避けるのがベター
- 先読みは誰にもできない。だからこそ、余剰資金で自分のできる限りの投資をコツコツと継続していくことが大切!