リバランスとは
投資をしている人の多くは、さまざまな商品を買っていると思います。
日本株の複数の企業に投資をしていたり、米国株や投資信託、仮想通貨、債券、ドル資産、日本円の現金などなど…。
全ての資産のバランスをみながら投資をするのが一般的で、このバランスが崩れた時に「バランスを取り直す」作業のことをリバランスといいます。
崩れたバランスを元に戻していくことを指しているんだね!
何を目標にリバランスすれば良いの?
上のSBI証券の図では、25%ずつ均等になるようリバランスがされていますね。しかしこれはあくまで例で、「25%ずつのポートフォリオになるようリバランスをする」のが正解だというわけではありません。
何を目標としてリバランスをするのかというと…それは完全に投資家個人が決めることになります。
- 全体資産の半分は現金で持っておきたい
- 個別株の割合を下げて、投資信託を60%にしたい
- 分散投資でリスクを取って、仮想通貨を20%取り入れたい
などなど、人によって求めることはさまざま。これといった正解がないからこそ、自分なりのポートフォリオの割合をしっかりと決めることが大切になります!
リバランスが必要になるタイミング
では続いて、リバランスが必要になるタイミングを見ていきましょう。
①投資方針やライフステージが変わった時
1つ目は、投資方針やライフステージが変わった時。
例えば…
- 家を買おうと思っていて、現金が必要。日本円の比率を上げたいから個別株を売る
- 老後が近づいてきたので、リスクを下げた運用がしたい。米国株を売って債券や投資信託へ
このような例が分かりやすいかもしれません。
人はそれぞれ年齢・家族構成・資産額・価値観などで投資方針が違ってきます。「その時の自分にあったポートフォリオ」を考えてリバランスをするのが大切です!
②含み益・含み損でバランスが崩れた時
投資をしていると、含み益や含み損が出て全体のバランスが崩れていくのが普通です。
米国株にたくさん含み益が乗った結果、全体的に米国株の割合が多すぎになってきたため、売却して別の商品を買う。といったイメージですね。
私は長期投資メインなので「含み益が出たから」って理由で売却は基本しません。
しかし、「リバランスするから」っていう理由で売却して別の商品を買う資金にすることはあります!
③前回の見直しから時間が経った時
ほったらかし投資派の人は特に、前回のリバランスから時間が経った時は改めて見直しをしてみても良いと思います。
時間が経つと市場の状況も変わるものなので、1年に1回くらいは全体バランスをチェックできると良いのではないでしょうか。
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